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海鳥日記

2009年 06月 07日 ( 1 )

オロロンラインの自然情報

道北の日本海側をとおる国道232号線周辺では今、ユリ科の花が見ごろを迎えています。

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■エゾスカシユリ
上から眺めると名前の由来どおり、花びらの根元で向こうが透けて見えるのがよくわかります。アイヌ語では「マサロルンペ」(砂丘にあるもの)と呼ばれ、鱗茎を乾燥させてからお団子にするなどして食べたそうです。

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■ゼンテイカ(エゾカンゾウ)
これからの時期、海岸沿いの草原などでよく目をひく花で、群落になって咲いている様子は見事です。花ひとつひとつは1〜2日くらいで枯れてしまう一日花で、発芽してからつぼみを持つまでに何年もかかります。地域によっては花びらを酢の物などにして食べることもあります。

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■クロユリ
本州では高山などで見られる花ですが、道北では平地でも見かけます。アイヌ語では「アンラコロ」(黒い・葉・もつ)と呼ばれ、「想い人へ、そっと贈ったクロユリの花を相手が手にすると二人は結ばれる」という伝承があります。

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■スズラン
札幌市の花としても有名なスズランは、花や根をはじめ草全体に毒があり、アイヌ語では「セタプクサ」と呼ばれています。春先の葉が出始めの頃、ギョウジャニンニク(プクサ、キトピロなど)と間違って食べてしまったために命を落とすこともありますので、お気をつけください。

道北観光の主要ルートの一つとして人気のある国道232号線は、『萌える天北オロロンルート』の名前でシーニックバイウェイルートにも選定されています。
旅の途中、道の駅でご休憩の際など、道ばたに咲く花も楽しんでみてはいかがでしょうか。

【写真提供】岩澤さん

(S)
by seabirdcenter | 2009-06-07 17:13 | 【自然情報】オロロンライン

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