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海鳥日記

エゾタヌキ

雪の上にまだ新しい足跡があったので追ってみると、白い草原の中で毛玉がもそもそ動いていました。
双眼鏡で見てみると、毛玉はエゾタヌキのお尻でした。どうやら、雪の下に頭を突っ込んで、枯れ草の中にいる虫を食べていたようです。ときおり顔を上げては口を動かしていました。

エゾタヌキは、アイヌ語で『モユク・カムイ』(小さい獲物・神)などと呼ばれ、伝承では羆の親族として扱われることもあります。基本的に夜行性であること、行動範囲が自分のねぐらの近辺で限られているなどの理由から、キタキツネに比べるとあまり出会う機会がありません。
雪が深くなると、足が短く行動し難いうえ食べ物も少ないため、ほとんどねぐらの中で過ごすようになります。ますます出会う機会が少なくなります。

今は冬の巣ごもりに備えて、懸命にエネルギーを蓄えているのでしょう。逃げ出すこともなく、うっすら積もった雪を鼻でかき分け餌を探しながら、茂みの中に消えていきました。
エゾタヌキ_f0159390_11273396.jpg

(S)
by seabirdcenter | 2008-11-29 12:00 | 【自然情報】羽幌

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