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海鳥日記

平成24年度リハビリテーター講習会を開催しました

10月21日に傷病鳥獣のリハビリテーター講習会を開催しました。講師は去年と同じく、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターの山田智子獣医師です。

今年の講習会は、鳥の個体を用いて消化器の構造を理解するという内容でした。午前中の講義では、鳥の基本的な体のしくみについて学び、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターで保護した傷病鳥の症例なども紹介していただきました。

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傷病鳥獣を保護する際に使用する保護ゲージの作り方も教わりました。ゲージを作るときに使用するのは段ボールです。入手が簡単で細工もしやすく、保温性・通気性にもすぐれています。また、使用後は焼却処分が可能です。海鳥の保護ゲージには段ボールの中にネットをはります。ネットをはることで、普段海上で生活している海鳥の足の負担を軽減できます。

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午後は鳥の個体を用いて、消化器のしくみを学ぶために解剖を行いました。

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この6個体は保護した後に死んでしまった個体です。シメやヤマシギなど、大きさも種類も違う色々な個体を使用しました。

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解剖というと専門的に聞こえがちですが、傷病鳥獣を保護・飼育するにあたって基本的な医学の知識を持つことはとても大切な事です。解剖をすることで鳥の体のしくみを学ぶほかに、死に至った原因もわかりました。

また、今回の講習会では留萌で保護飼育中のフクロウを持ってきて頂きました。このフクロウはまだ自力で餌を食べようとはしません。保護している傷病鳥を見る事で、救護に対しての関心も深まります。

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今も皆さんの身近なところで怪我をしている動物がいるかもしれません。発見したときに適切な救護ができるようになりたい!という方は、ぜひリハビリテーター講習会にご参加下さい。

(Y)
by seabirdcenter | 2012-10-26 14:23 | 行事報告

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