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海鳥日記

ウミガラス(オロロン鳥)が巣立ちました

ウミガラス(オロロン鳥)が巣立ちました。
ウミガラス(オロロン鳥)が巣立ちました_f0159390_1059564.jpg


2012年は28羽を確認し、13つがいが13個の卵を産みこのうち12羽がふ化し、7月21日から8月4日にかけて10羽が巣立ちました。巣立ち確認は2年連続で2011年の7羽よりも増えました。
過去のウミガラス保護増殖事業の報告書はこちらから。

はじめに巣立ったのは7月21日(昨年は7月22日 推定)でした。


ウミガラスのヒナは親鳥の1/4の体重のまだ飛べない状態で夕暮れから夜にかけて崖の上から海へ飛び降ります。通常巣立つ日には巣穴の入口へ出てきたり頻繁に鳴いたりするのですが、この日はそのような行動がみられませんでした。すると突然ヒナが海へ飛び込んだ音が聞こえ、親鳥とヒナが海を泳いでいました。このあと、もう一組も巣立っていきました。

この次は7月23日でした。

暗くなりほとんど見えませんでしたが、ヒナが飛び降りる様子が見えます。

8月2日にも巣立ちを確認しました。


このヒナは3日前から巣立ち行動をし、飛び降りるために巣の入口まで出てきていましたが、怖いのか巣立てずにいました。ようやく3日目にしてそれでも躊躇してなんども親鳥にうながされながらようやく海へ旅だっていきました。

2011年は天候にも恵まれ明るい時間に巣立った個体がいて、はっきりと巣立ちの様子をビデオカメラに納めることができました。しかし、2012年は波が高かったり濃霧が出たりすることが多く思うような調査ができないこともありました。しかし、巣内にカメラを設置していたため、卵や巣立ち前のヒナを様子を確認することができました。このため、巣立ち日を予測することもでき、巣立ちを確認できなくても巣内の様子から巣立ったことがわかりました。

巣立ちの様子は北海道海鳥センターの受付で見ることができます。
ウミガラス(オロロン鳥)が巣立ちました_f0159390_11511165.jpg


巣立ったヒナは海上で親鳥に世話をしてもらい、2ヶ月ほどたつと独立します。

来年は個体数と巣立ち数がさらに増えることが期待されます。

(H)
by seabirdcenter | 2012-08-14 14:00 | ウミガラス保護増殖事業

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