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海鳥日記

シマアオジ


サロベツ原野では、シマアオジのさえずりが聞こえる時期になりました。

かつては北海道の原野の象徴としてよく見られたというシマアオジですが、近年その数を急激に減らし、2006年には絶滅危惧IA類に指定されました。これは「ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの」を意味し、コウノトリヤンバルクイナシマフクロウなども同じカテゴリーに指定されています。

美しい鳴き声と姿からファンも多く、一目見ようと道内外から訪れた野鳥愛好家の方たちが、早朝の木道で静かにシマアオジを待つ姿も、以前に増して多く見かけるようになりました。

一方で、一部の人の心ない行為による繁殖への影響を心配する地域の方の声も聞きます。
例えば、「絵にならないから」という理由で、シマアオジが本来好む場所に近寄らないよう意図的に居座ったり、繁殖場所の近くで木道をふさぐように長時間いることで、他の利用者の迷惑にもなったり、どれも実際にあったことだそうです。

ビジターセンターの方は、「(サロベツ原野に来る人は)はるばる遠くから来てくれるほど自然好きな人でしょうから、ぜひ見ていただきたいし、見せてあげたい。少なくなったシマアオジが、いまも毎年原野に子育てに来てくれるのは嬉しいこと。これからもみんなで大切にしていきたいです」と話していました。

今回私が見たシマアオジはまだ若く、さえずりもぎこちないものでした。この子が成長して、これからも安心して子育てができるよう願ってやみません。
シマアオジ_f0159390_11242183.jpg

※自然観察の際の「フィールドマナー」について、詳しくはこちらをご覧ください。
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by seabirdcenter | 2009-06-06 12:19 | 【自然情報】オロロンライン

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