海鳥日記

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遠別沖でアビ・カイツブリ類の群

11月27日に遠別町の沖でアビやカイツブリの群が来ているとの情報をいただきました。

いたのは、オオハム、アカエリカイツブリなどで沖合い1kmほどに100羽くらいが浮いていたそうです。

黒田弘章 撮影

ここに映っているのは黄色い嘴のアカエリカイツブリとオオハムの集団です。

羽幌天売航路では10月26日にオオハムが、10月27日にアカエリカイツブリが目撃されています。

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by seabirdcenter | 2012-11-27 17:14 | 【自然情報】オロロンライン

ケイマフリ冬羽

11月22日にケイマフリが羽幌港に入ってきました。
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岩澤光子 撮影


今の時期ケイマフリは冬羽で前身黒く見える夏羽と異なり胸や腹が白くなります。
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岩澤光子 撮影

ただ、目印の目のまわりが白いのは同じです。足も赤いのが見えます。

ケイマフリは普段沖合いにいて、海岸沿いに来ることはほとんどありません。
羽幌は2004年の12月に記録があるだけです。
天売島への航路上では2012年の10月27日に目撃されています。

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by seabirdcenter | 2012-11-26 14:04 | 【自然情報】羽幌

北海道e-水フォーラムに参加しました

羽幌みんなでつくる自然空間協議会は『北海道e-水プロジェクト』の支援を受けています。その活動報告会『北海道e-水フォーラム』が11月20日に札幌で行われました。

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北海道e-水プロジェクトから助成をうけた9団体が北海道の各地から集まり、今年の活動の報告をしました。水辺の保全活動に取り組む各団体の報告の内容は、外来種のウチダザリガニ・アメリカザリガニの駆除や水辺の水生生物の調査、湿原植物の再生活動などでした。
羽幌みんなでつくる自然空間協議会は、ビオトープ整備や環境学習事業、春から秋にかけて行った植樹活動などを中心に活動報告をしました。
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また今回は、猛禽類医学研究所の齋藤慶輔獣医師の基調講演も行われました。オジロワシやオオワシ、シマフクロウの衝突・交通事故など、貴重なお話しをじっくり聴くことができました。

羽幌みんなでつくる自然空間協議会は北海道e-水プロジェクトの支援をうけ、今年もさまざまな活動を行うことができました。ご支援ありがとうございました。




北海道e-水プロジェクトについてはこちら
北海道e-水プロジェクト
北海道e-水プロジェクト・キックオフミーティングに参加してきました

(Y)
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by seabirdcenter | 2012-11-23 17:12 | 自然空間はぼろ

ウミスズメとカンムリカイツブリ

先日オロロン鳥天売報告会の行き帰りにウミスズメを見たという報告をしましたが、11月11日に初山別村沿岸でもウミスズメが出ました。
黒田弘章 撮影


ウミスズメは2011年もちょうど同じ時期に同じ地域で確認されています。

きっと夏から秋にかけて北上していたウミスズメが今の時期に南下してきたのだと思います。

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11月5日には羽幌港でカンムリカイツブリも出ています。
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黒田弘章 撮影


黒田弘章 撮影


カンムリカイツブリは春と秋に羽幌港や羽幌川河口で記録があります。

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by seabirdcenter | 2012-11-22 09:51 | 【自然情報】オロロンライン

ツメナガホオジロとユキホオジロ

11月7日に遠別町でツメナガホオジロが初めて確認されました。
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黒田弘章 撮影

遠別町で初確認です。

11月10日に遠別町でユキホオジロも確認されました。
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黒田弘章 撮影


黒田弘章 撮影


ユキホオジロは2011年も同じ時期に遠別町で確認されています。

ユキホオジロは早春に羽幌遠別で確認されていますが、今の時期にも来ていることがわかりました。

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by seabirdcenter | 2012-11-21 10:13 | 【自然情報】オロロンライン

プロジェクトWET講習会

11月10日、11日の2日間でプロジェクトWET講習会を開催しました。プロジェクトWETは、水に関する環境教育プログラムです。講師は環境共育事務所うてきあに太田稔氏で、2日間の講習会のうち、1日目は参加者が指導を受けて、プロジェクトWETの活動を体験しました。
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参加者には、データを分析し汚染物質の流れを突き止める推理仕立てのアクティビティなどの他に、海鳥センターでの講習会ということなので、『海鳥を学ぼう』という海洋環境と海鳥を学ぶプログラムも体験してもらいました。
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2日目は参加者が指導者になり、アクティビティの内容をよく読み解いて指導をしました。指導後はじっくりとふり返ることもでき、指導したアクティビティの応用なども学びました。また、今回は少人数での講習会だったので、アクティビティの時間をあまり気にせず、じっくり丁寧に指導することができたようです。
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今回の参加者のうち4名が学生でした。各業界で活躍している参加者とアクティビティを体験・指導することで、新しい発見があったようです。
参加者の皆さま、おつかれさまでした♪

(Y)
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by seabirdcenter | 2012-11-18 15:22 | 行事報告

のんびり自然観察会(11月17日)

11月17日にのんびり自然観察会を行いました。

この日はあいにくの雨でしたが、今は実はカモメを観察するのに絶好の季節です。
カモメや海ガモを観察するために、港や羽幌川の河口へいきました。

フェリーターミナルのオロロン鳥の銅像の上にオオセグロカモメがいました。
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港にはカモメだけでなく、ヒメウもいました。
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スズガモも港内でえさを探しており、いつになく近づくことができました。
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このあと、羽幌川の河口へ向かいました。
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河口にはたくさんのカモメがいました。

この中にミツユビカモメも混じっていました。
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ここにオオハクチョウもいました。
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白鳥の渡りの時期は終わっていて、11月では珍しいです。それもこのあたりではコハクチョウが主で11月のオオハクチョウは初めての記録です。

最後に二股沢へ行きました。二股沢は9月の観察会をしたところで、この沢にサケがたくさん遡上します。

途中にある大きな木にはオオワシ1羽とオジロワシ3羽がとまっていました。
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これらのワシは二股沢を遡上するサケやその死骸を狙っているようです。

ワシたちは12月になり川が凍り始めると海岸沿いに出てきます。

今回の観察会の参加者は1名でした。

観察した鳥

オオセグロカモメ、セグロカモメ、シロカモメ、ウミネコ、カモメ、ミツユビカモメ、ウミウ、ヒメウ、シノリガモ、スズガモ、ホオジロガモ、オオハクチョウ、オジロワシ、オオワシ、コゲラ、エナガ、ハジブトガラ、シジュウカラ、ヒガラ、ヒヨドリ、ハシボソガラス

次ののんびり自然観察会は12月15日です。雪の降り具合にもよりますが、動物の足音などの痕跡を探しに行きたいと思います。

ぜひご参加ください。




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by seabirdcenter | 2012-11-17 14:20 | 行事報告

日本鳥類目録改訂第7版

今年9月に、日本鳥学会日本鳥類目録改訂第7版を発表しました。近年のDNAを用いた分子系統学的研究の成果が採用され、2000年の改訂第6版から、分類が大きく変更されたものがあります。掲載種も大きく増えて、第6版の18目74科230属542種に対し、24目81科260属633種となりました。
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海鳥では、ペリカン目からネッタイチョウ科がネッタイチョウ目に分離し、同じくペリカン目からグンカンドリ科とカツオドリ科、ウ科の3科がカツオドリ目に分離しています。

また、新規掲載種も多く、中には2011年にミッドウエイ諸島から新種として記載され、日本国内にも生息することが今年になって論文発表されたオガサワラヒメミズナギドリや、過去の文献から1833年日本に生息していたことが確かめられたオオハシウミガラスも含まれています。


海鳥センターのウェブサイトでは、これまで旧分類で紹介していた「日本の海鳥名鑑」について、改訂第7版に則したものに変更しましたので、興味がありましたらご覧ください。

また、これに合わせて、世界の海鳥の分類と種数を掲載した表を、国際鳥類学会議(IOC)のWorld Bird List に則したものに変更しています。

日本鳥類目録改訂第7版は、図書コーナーにありますので、ぜひご覧ください。

( I )
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by seabirdcenter | 2012-11-14 17:19 | 海鳥の話題

カモメの集団

10月中頃から海が荒れる日には羽幌フェリーターミナル前や羽幌川河口にはたくさんのカモメの仲間が集まります。
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11月3日 羽幌川河口


今はカモメの渡りの時期にあたり一年のうちで最も多くのカモメを見ることができます。
11月12日はオオセグロカモメ、セグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、ウミネコ、カモメ、ユリカモメ、ミツユビカモメと羽幌で毎年確認されているカモメの仲間をすべて観察するこができました。

真ん中にたくさんいる背中が濃い灰色がオオセグロカモメ、左下の背中が薄い灰色がセグロカモメ、右下にいる足が黄色く小さいのがウミネコです。セグロカモメは今はたくさんいますが、12月頃になるとほとんどが渡っていなくなります。ウミネコは根雪になる頃に、完全にいなくなります。
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真ん中にいるのは羽幌では珍しいワシカモメ。セグロカモメとよく似ていますが、初列風切(座っている状態で一番後ろに出ている羽根)の先が灰色の地に白斑が見えるのが特徴です。
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これはミツユビカモメの第1回冬羽です。
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嘴の色や羽根に入る黒い帯など成鳥とはだいぶ異なります。
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後ろから見たところです。
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ミツユビカモメは普段外洋にいて、陸にくるのは海が荒れたときだけで、羽幌の場合、早春と今の季節に限られます。



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by seabirdcenter | 2012-11-13 10:15 | 【自然情報】羽幌

天売報告会を行いました

11月10日に天売島で今年のウミガラスの結果の報告会を行いました。
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「北海道海鳥センター友の会」が行ったウミスズメの調査の報告も合わせて行いました。
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報告会には14名の方々が参加してくれました。ありがとうございます。

この報告会のために羽幌から天売へ向かう途中にウミスズメの集団に出会いました。
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冬が近づき北にいたウミスズメが発表に合わせて南下してきたようです。

そういえば、去年遠別町沿岸でウミスズメの集団のが確認されたのもちょうど今頃でした。

このままもっと南に下って、3月頃にはまた天売の海域に戻ってくると思います。

今回報告会で発表したウミスズメの内容は海鳥センターで展示してます。来館の際にぜひごらんください。



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by seabirdcenter | 2012-11-11 16:34 | ウミガラス保護増殖事業

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