海鳥日記

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礼文島の花

6月21日に礼文島に行ってきました。
礼文島は日本最北の島で、夏には300種類の植物を観ることができます。

礼文島でしか観ることができないレブンアツモリソウは、開花時期が6月上旬から6月中旬です。群生地ではまだ少しだけレブンアツモリソウを見ることができましたが、残念ながら残っていたレブンアツモリソウは枯れ始めていました。
しかし、礼文島で見られる花は他にもたくさんあります!

イブキトラノオ
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レブンシオガマ
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カワラナデシコ
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ミヤマキンポウゲ
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ミヤマオダマキ
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コモチレンゲ
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また、桃岩展望台ではチシマフウロとレブンキンバイソウが一緒に咲いていました。
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チシマフウロ
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レブンキンバイソウ
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ようやく夏の花も見られるようになりました。
礼文島では9月頃まで花を楽しめます♪



※イブキトラノオ・カワラナデシコ・ミヤマキンポウゲ・ミヤマオダマキ・コモチレンゲ・チシマフウロとレブンキンバイソウが咲く風景【撮影:岩澤光子】


(Y)
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by seabirdcenter | 2012-06-26 14:16 | 【自然情報】オロロンライン

海岸清掃を行いました

16日(土)に、ジュニアレンジャー本年度2回目のミッション(研修会)で、羽幌の海岸清掃を行いました。
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羽幌町ボランティア連絡協議会主催のサンセットビーチの清掃活動に参加して行いましたが、ジュニアレンジャーは野生生物のための清掃活動をしたかったので、サンセットビーチより奥の人の利用がない海岸を清掃しました。
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わずか1時間で、漁具やペットボトルなど、多くのプラスチックゴミを集めることができました。中には海外から流れ着いたものも多くありました。
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(左からハングル、簡体字、ロシア文字が書かれたプラスチックゴミ)


海岸清掃の後はお昼まで時間があったので、海岸の探険やガラスの浮き玉を探したり、波打ち際で水遊びをして、
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午後は海鳥センターに戻り、海鳥学習ゲームで海鳥がプラスチックゴミを誤って食べてしまうことを学びました。
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いよいよ来月のミッションは天売島での海鳥観察です。ジュニアレンジャーの皆さん、お楽しみに!

( I )
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by seabirdcenter | 2012-06-20 10:39 | ジュニアレンジャー

新人Yの天売島研修〜その2〜

天売島研修2日目。
ウトウの出巣を観察するため、起床時間は午前3時でした。
薄暗い中ウトウの繁殖地へ向かいましたが、既に出巣が始まっていました。ウトウの姿はちらほらと見られるだけ・・・
ウトウの出巣を見る為には、おそらく午前2時半頃にウトウの繁殖地に来なければ行けないのかもしれません。


その後は、環境省羽幌自然保護官事務所の調査に同行させてもらい、ボートに乗って天売島周辺を一周してきました。
赤岩まで行く間にウトウ・ケイマフリの他に、ウミスズメも確認できました。

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赤岩の近くまで来ると、ウミガラスの繁殖地が見えてきました。
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左に写っている大きな岩が赤岩です。中央の岩棚がウミガラスの繁殖地です。
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現在この巣穴でウミガラスが抱卵中です。

また、この日は赤岩の麓にウミガラスが2羽いました。
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自然保護官によると、ウミガラスを赤岩の麓で確認したのは初めてということです。
この2羽のウミガラスはお互いにコミニュケーションをとったり、こちらをじっと見ていたりしていました。

海上から天売島の崖を観察することで海鳥の繁殖地を間近に観察することができ、今回のようにウミガラスの姿を意外なところで確認することもできました。さらに、崖の上からでは死角になって見えないところに海鳥がたくさんいたので、海鳥の数と壮大な断崖に圧倒されながら天売島を一周することができました。
今回の研修で天売島が海鳥にとって重要な繁殖地であることが良くわかり、この大自然を皆さまに観て、感じてもらいたいと改めて思いました。

今時期の天売島では海鳥が抱卵中、またはヒナを育てています。8月にはほとんどのヒナが巣立ってしまうので、餌を持ってくるウトウの帰巣や抱卵中の海鳥を見たい方は今が見ごろです。

また、天売島の情報が欲しい方は海鳥センターにお立ち寄りください。海鳥センターで天売島について予習してから島に渡ることをお勧めします!


(Y)
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by seabirdcenter | 2012-06-15 14:30 | 【海鳥情報】天売島

新人Yの天売島研修〜その1〜

海鳥センターに勤めて2ヶ月半経ちました。
ようやく羽幌の生活にも慣れ、最近は愛車でサロベツ原野や滝川市などドライブに出かけたりしていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、6月5日と6日の二日間で天売島の研修に行ってきましたのでご報告いたします。

5日の天売島は曇り空で少し肌寒い天気でした。
この日はウトウ・ウミウ・ウミガラスの繁殖地を見に行き、ウトウ・ウミウの繁殖地は、天売島海鳥研究室の学生さんの調査に同行させてもらいました。

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ウトウは崖の上の土に穴を掘り深さ1メートル以上の巣を作ります。写真を見ると、無数にある巣穴の横には支柱が立っています。
これは、海鳥研究室の学生さんがウトウの調査に使うために設置した人口巣の目印です。

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木の枠が土の中に埋められていて、フタを閉めるとウトウの人口巣の出来上がりです。少し離れたところに巣の入り口があり、この人口巣に続いています。
夜、フタを開けたらウトウの親子が見られるかも・・・
しかし、今回は特別に許可を頂いて同行させてもらいましたので普段は見学できません。ご注意ください。

続いて、千鳥ヶ浦付近にあるウミウの繁殖地を見に行きました。

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写真の中央を見ると、ウミウが座っている様子がなんとなくおわかり頂けると思います。
ただ今育雛中です。
フィールドスコープならウミウのヒナを見られるのですが、私が持っていたカメラではこれが限界でした。ヒナは7月頃に巣立ちます。
案内してくださった海鳥研究室の皆さん、ありがとうございました!

さらに、環境省羽幌自然保護官事務所の調査に同行させてもらい、ウミガラス繁殖地を見に行きました。
岩場をひたすら歩くこと40分。ウミガラスの巣穴に設置しているカメラの録画機が崖下にありました。

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この場所で見る映像はライブ映像です。デジタルカメラの画面にウミガラスが映っていたので、巣穴にはウミガラスがいると言うことです。ウミガラスはとても音に敏感ですから、作業を終えると静かにその場を後にしました。

また、この日の夜はウトウの帰巣を見学しました。
夜7時半頃から徐々にウトウが餌を持って巣に帰ってきました。しかし、ウトウの巣穴付近にはウミネコがウトウの餌を狙って待ちかまえています。ウミネコは数羽でウトウを襲うので、餌を取られてしまう個体もいました。
この様な光景を見るとウミネコが悪者に見えますが、天売島のウミネコの数は去年と比べて減っています。ウミネコも生きるために必死なのです。
弾丸のように帰巣してくるウトウの帰巣を夜8時頃まで見学して、この日の研修を終えました。


新人Yの天売島研修〜その2〜へつづく

(Y)
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by seabirdcenter | 2012-06-14 13:39 | 【海鳥情報】天売島

金星の太陽面通過

先日の金環日食(ここ北海道では部分日食でしたが)だけに終わらず、今年は天体ショーの当たり年ですね。4日夜の部分月食は、羽幌でもとてもきれいに見えました。

そして6日、金星の太陽面通過です。次に見られるのが105年後と聞いては、今回を逃したらもう生きている間には見られないので、朝からそわそわしていました。

しかし、羽幌はあいにく朝から曇り空。しかもだんだん雲が厚くなり、暗くなっていきます。ダメかなとあきらめかけた昼頃、雲がとぎれて太陽が顔を出しました。
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すかさず日食メガネで見てみると、太陽面に小さな黒い点が!
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写真は2枚ともしょさんべつ天文台の黒田さんからいただいたものです。よく見ると、金星の他に、黒点やプロミネンス(太陽のガスが吹き上がる現象)も写っています。黒田さん、貴重な写真ありがとうございました。

あ、私が見たのはこの写真のような金星ではありません。すごく小さなただの黒い点です(笑)
日食メガネで肉眼での観察でしたので・・・

( I )
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by seabirdcenter | 2012-06-07 16:54 | コーヒーブレイク

5月の羽幌天売航路の海鳥

5月の羽幌天売航路の海鳥情報です。

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シロエリオオハム


主にオオハムが航路上ででています。5月はじめ頃までハシジロアビも出ていました。

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ウミネコとオオセグロカモメの鳥山です。海に魚がいるのでしょう。

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ハシボソミズナギドリもいました。隣にいるのはウトウです。

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5月中旬にはアカエリヒレアシシギの集団が見られました。

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こちらは珍しいハイイロヒレアシシギ。今年はあちこちで目撃されているようですが。

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イシイルカもいました。

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ヒメウの生殖羽です。航路上では焼尻島から天売島周辺で見られます。

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ケイマフリです。焼尻港や天売港を出てすぐのところで観察できる可能性が高いです。
今年はケイマフリの数が多いです

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ウミウがカレイを獲っていました。
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アカガレイでしょうか?

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大きなカジカも獲っていました。

これから6月はウトウの数が多くなると思います。

(H)
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by seabirdcenter | 2012-06-06 10:26 | 【海鳥情報】天売島

ウミガラスとケイマフリの報告書ができました。

平成23年度の天売島のウミガラスとケイマフリの報告書ができました。

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平成23年度ウミガラス保護増殖事業報告書

2011年は7羽のヒナが巣立ちました。巣立ちの様子はこちらをご覧ください。

繁殖期全体の様子はこちらをご覧ください。

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平成23年度国指定鳥獣保護区におけるケイマフリ調査報告書

2011年のケイマフリの巣の確認数は過去最大の74巣でした。

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ウミガラスとケイマフリの2009年以降の報告書は海鳥センターで展示してありますので、来館の際にはぜひご覧ください。

(H)
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by seabirdcenter | 2012-06-05 14:29 | ウミガラス保護増殖事業

海上のウミスズメ

今年はウミスズメ調査に力を入れています。

ウミスズメはよく見るととてもかわいいですね。
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天売島で繁殖する海鳥の中でおそらく一番知名度が低いウミスズメですが、国内の繁殖地は天売島ただ一つです。ウミスズメについて詳しくはこちらをご覧ください。

5月に入ってから天売島の周りや焼尻島周辺のフェリー航路でもときどき観察されるようになりました。ときどき群れで飛んでいることがあります。
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しかし、2・3羽で浮いていることが多いです。
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臆病なので、近くに来ると潜ってしまうことが多いです。でもそれほど長く潜りません。
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ウミスズメは体長が25cmとウトウよりもだいぶ小さいですが、飛ぶときはウトウと同様に助走が必要です。
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今はウミスズメのヒナは一足早い巣立ちの季節を迎えています。天売島の周辺で観察できるのは6月いっぱいです。

4月27日のウミスズメ情報はこちら

(H)
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by seabirdcenter | 2012-06-04 17:01 | 【海鳥情報】天売島

海鳥センターの節電対策

今日、6月1日は衣替えです。環境省が進めているスーパークールビズも始まりましたが、道北はまだまだ肌寒い日が多く、しばらく半袖は着られそうにありません。

さて、北海道の今夏の節電目標が一昨年比で−7%となりました。北海道海鳥センターではこれまでも主にCO2削減の取り組みとして節電を進めてきましたが、今年はさらなる節電対策を実施しています。

これまでの取り組みとしては、2008年に白熱電球から電球型蛍光灯へ照明器具の変更をしています。さらに昨年からは、切れた電球型蛍光灯をLED電球へ順次付け替えてきました。その他、電力消費の大きい器具の使用中止など、さまざまな取り組みを行ってきました。

これにより昨年度は、一昨年比で−12%、2005年比ではなんと−61%を達成しています!
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(左から白熱電球[95w]、電球型蛍光灯[22w]、LED電球[10.6w])

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(左:ハロゲン電球[50w]、右:LED電球[5.8w])


今夏の節電目標が一昨年比で−7%なので、昨年までと同様の取り組みですでに達成できるのですが、さらなる削減を目指し、今夏と言わず今年度は−15%以上の削減を目標にしています。

照明のLED化をさらに進め、照明の間引きや、来館者のいない時間の消灯なども行っています。電球型蛍光灯は、スイッチを入れてから明るくなるまでに少し時間がかかるため、入館時に多少暗く感じることがあると思いますが、節電の取り組みとしてご理解いただければと思います。

( I )


■6月の休館日
4日(月)、11日(月)、18日(月)、25日(月)
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by seabirdcenter | 2012-06-01 14:48 | インフォメーション

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