海鳥日記

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みんなカラス

いつでもどこにでもいる身近な鳥といえば、カラスではないでしょうか。
羽幌町では季節によっては3種見ることができます。
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なまえのとおりクチバシが太いハシブトガラス(体長56.5cm)

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ハシボソガラス(体長50cm)

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冬に見られるミヤマガラス(体長47cm)

【写真提供 ハシブト、ハシボソガラス: 山崎さん】
雑食性で、時には海鳥の卵を食べてしまうこともあります。珍しくもなく、鳴き声も美しいとは言い難い、何かと敬遠してしまいがちなカラスたちですが(生態系を考えると彼らがいなくなると困ります)もし姿が愛らしければどうでしょう。くちばしと足に注目してください。
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キバシガラス(体長38cm)

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ピョーピョーと鳴くベニハシガラス(体長40cm)

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ツートンカラーのイエガラス(体長43cm)


これらのカラスはネパールの標高4000m付近で撮影されました。(イエガラスは首都カトマンズにて)生息域はヨーロッパ南部からアフリカ北西部、中央アジアと広範囲です。日本のカラスと同じく雑食性で、昆虫や果実、行楽地ではゴミを漁って食べているようです。
高度順応トレーニングをして、カラフルなカラスたちに会ってみたいものです。
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こんな景色の中におしゃれなカラスがいる

【写真提供 岩澤さん】

【関連記事】
コクマルガラスとカラスの仲間
カラスの不思議な行動
(z)

■海鳥デザインコンテスト募集中
■【採用情報】北海道海鳥センター嘱託職員募集
■1月の休館日 31日(月)
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by seabirdcenter | 2011-01-28 10:25 | コーヒーブレイク

霧氷

今朝の羽幌は-16.8℃まで気温が下がりこの冬一番の冷え込みになりました。
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晴れて急激に冷え込んだため雪の日が多い羽幌では珍しい霧氷(樹氷)が木に付いていました。
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霧氷は空気中の過冷却水滴もしくは水蒸気が、樹木その他の地物に衝突して凍結してできるもので、冷え込んだ日の朝に川の近くなどの木が白くなります。
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主に晴れた日にできるので雪ではありません。霧氷は日中暖かくなると消えてしまうはかないものです。この日は少ないですがダイヤモンドダストも見えました。



羽幌は雪が多いので寒くても晴れた日は気持ちがいいものです。

(H)
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by seabirdcenter | 2011-01-27 17:01 | 【自然情報】羽幌

雪の壁

先週末から羽幌町は安定した天気が続きました。気温は−1℃前後、「朝、雪落としをせずに車を出せるなんてラッキー」と、雪はね入らずの小さな幸せを感じる日もありました。
ですが、気温が高くなると心配なのは積もった屋根の雪です。先週海鳥日記でお伝えした屋根の雪下ろしは海鳥センターの入り口(表側)部分のみ。裏側の屋根の雪下ろしをせずにいると・・・
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窓割れを防ぐための4枚の板。
ここ数年は下から2枚目の高さにも満たなかったのですが、、、。


溶けた屋根の雪(氷)のかたまりが轟音を響かせて落ち、ご覧のとおり海鳥センターの窓(高さ180cm)はすべて塞がれてしまいました。人力では到底かなわない雪の量に重さですから、ユンボを使って除雪してもらいました。
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連日全国で、雪害事故が相次いでいるようです。皆さん、くれぐれも除雪作業には気をつけて冬を乗りきりましょうね。

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■1月の休館日
11日(火)、17日(月)、24(月)、31日(月)
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by seabirdcenter | 2011-01-21 11:07 | コーヒーブレイク

ミミカイツブリが保護されました

本日の朝9時頃、苫前町古丹別で家の車庫に入っていたミミカイツブリが保護されました。
ミミカイツブリは苫前町職員により北海道海鳥センターに連れてこられました。
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ミミカイツブリはロシアの内陸の淡水域で繁殖しますが、冬には日本沿岸の海上で見られます。海鳥の分類には入りらないことが多いですが、陸鳥のように歩くことはほとんどありません。このためミミカイツブリも海鳥同様陸上から飛び立つことはできません。今回保護された場所は古丹別の内陸なので、海にいたのが嵐に吹かれてここまで来てしまったのでしょう。このような場合放っておいてもカラスにつつかれるなどして死ぬしかないので、見つけた場合は海鳥センターまでお知らせください。

さて、ところでミミカイツブリは弁足という少し変わった水かきを持っています。海鳥の足はカエルのそれのように趾の間に水かきがありますが、カイツブリの仲間の趾の周りには木の葉状の膜がついていてこれが水かきの代わりとなります。このような足を持つのは日本ではほかにヒレアシシギ類とオオバンがいます。
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「岩澤光子 撮影」

このミミカイツブリは外傷もなく歩くことができたので、すぐに羽幌港へ放しに行きました。羽ばたいた感じでは問題はなさそうでした。水に浮かぶとすぐに元気に潜っていきました。
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「岩澤光子 撮影」

ミミカイツブリは2010年の1月に苫前港で観察されました。また、実は1月13日に羽幌港でもミミカイツブリを目撃していました。嘴の色の特徴が似ていたので同じ個体かもしれません。


(H)
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by seabirdcenter | 2011-01-17 18:06 | 本日の傷病鳥

晴れた冬の一日

昨夜から予報されていた暴風警報はどこへやら、今日の羽幌地方は久々の晴天に恵まれました。
無風に近い、すっきりとした青空は2週間ぶりで野鳥観察に出かけました。

まずは朝日公園へ。スノーシューを履いていれば、1メートル以上の積雪があってもスイスイ歩けます。写真はありませんが、ハシブトガラとアオシギを確認しました。
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海岸も今日は凪いでおり穏やかでした。
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港内に割れた氷がありますが、これを“蓮の花”といいます。

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シノリガモ


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ウミアイサ

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ホオジロガモ
【カモ類写真撮影 岩澤さん】
そのほか、防波堤にいるオジロワシとオオワシを(いずれも若鳥)確認しました。

午後は小6のジュニアレンジャー2人に手伝ってもらい、海鳥センターの屋根の雪下ろしをしました。
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【写真撮影ジュニアレンジャーRさん】

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雪下ろし中

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雪下ろし後


今冬の羽幌町は何度も大雪に見舞われ、その降雪量は全国ニュースでも取り上げられるほどでした。猛吹雪に雪はねは、もううんざりで勘弁してほしいところです。そんな中での好天気はたいへん貴重で有意義な1日となりました。

(z)
■1月の休館日
11日(火)、17日(月)、24(月)、31日(月)
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by seabirdcenter | 2011-01-15 18:15 | 【自然情報】羽幌

もうすぐあざらしおはなし会です

今日は1月10日に行われる「あざらしおはなし会」準備のため、おはなし会メンバーが小道具づくりをしていました。
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羽幌にいる生き物をあてっこするゲームでしょうか?どんなおはなし会になるのかは、当日のお楽しみです。ぜひ、来てくださいね。
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
ひにち:1月10日(月曜祝日)
じかん:ごご2時から
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
えほん:なにかな〜? きてからのおたのしみです!
紙人形劇(かみにんぎょうげき):『かれーらいす』
ゲーム:『あしあとだあれ』

( I )
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by seabirdcenter | 2011-01-08 13:22 | イベント・行事案内

【採用情報】北海道海鳥センター嘱託職員募集

北海道海鳥センターでは、スタッフ(嘱託職員)を以下のとおり募集します。海鳥と海洋環境を守り、人と自然をつなぐ仕事です。私たちと一緒に働いてみませんか?
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■職務内容
1 おもに施設内における海鳥を通した自然解説活動
2 普及啓発に関わる各種行事の企画・運営
3 施設内展示の企画・制作
4 傷病鳥獣の保護飼育
5 施設運営に関わる事務作業 など

■募集人員  1名

■条  件  次の事項をすべて満たすことができる者。
1 日本で唯一の海鳥研究・啓発施設として積極的に海鳥保全を推進していく熱意がある。
2 野生生物調査や鳥獣の保護飼育の経験を有する、または積極的に取り組む意欲がある。
3 インタープリテーション(自然解説)の経験を有する、または積極的に取り組む意欲がある。
4 事務処理に必要なコンピューター操作の知識があり実施できる。

■勤務場所  北海道海鳥センター(羽幌町北6条1丁目)

■勤務時間  週29時間(シフト制、土日は原則出勤、詳細は別途指示)

■雇用期間  平成23年4月1日から平成24年3月31日

■報  酬  月額135,000円(予定)

■保  険  健康保険、厚生年金、雇用保険、非常勤公務災害補償に加入

■申込書類
1 履歴書
2 自然観や海鳥保全にかける意欲など自由なテーマで2000字以内の文章
3 規定の身上書(http://www3.town.haboro.hokkaido.jp/pdf/shinjousho.pdf

■申込期限  平成23年2月25日(金)必着

■選考方法  (一次選考)履歴書による書類選考
       (二次選考)面接 ※日程は後日通知します

■申込・お問い合わせ
〒078-4198
 北海道苫前郡羽幌町南町1番地の1 羽幌町役場町民課 環境衛生係
 電話:0164-62-1211(代表) 内線105
 E-mail:choumin(アットマーク)town.haboro.lg.jp

■その他
 羽幌は海に面していて、沖には天売島と焼尻島、2つの島があります。春は山菜とり、夏は海鳥、秋はきのこ狩り、冬はスノートレッキングなどが楽しめます。

※センターの活動内容については、北海道海鳥センター ホームページ http://www3.town.haboro.hokkaido.jp/seabird/ をご参照ください。
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by seabirdcenter | 2011-01-07 18:17 | インフォメーション

第10回 海鳥デザインコンテスト 作品募集!

これまで数多くの作品をご応募をいただいた「海鳥デザインコンテスト」ですが、第10回となる今回が最後の開催です。受賞作品は、海鳥保護や観光振興、特産物のPR活動などに使用されます。ふるってご応募ください。

 【応募締切:平成23年3月15日(必着)】 ※募集を延長しました。詳しくは【こちら

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第9回オロロン鳥賞受賞作品『Courtship~生命の輝き~』金谷ゆう子(滋賀県)




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 第10回 海鳥デザインコンテスト 
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◆募集内容◆
 海鳥保護や海洋環境保全のメッセージが伝わるようにデザインされた、海鳥のデザイン画を募集します。受賞作品は、海鳥や海洋環境の保護・啓発、観光振興、特産物のPR活動など、海鳥やその繁殖地を広く紹介するための活動に使われます。

◆募集区分◆
●オロロン鳥部門(一般部門・高校生以上)
●ケイマフリ部門(ジュニア部門)
 ・ケイマフリA(小学校5年生~中学校3年生)
 ・ケイマフリB(小学校4年生以下)
 ※部門名は呼称です。部門名にとらわれない、自由なデザインをお待ちしています。

◆応募規定◆
 イラスト、コンピューターグラフィック等、自由な形式で、最大でA4サイズに描画してください。縦横、彩色、画材は自由です。メッセージなどの文字を入れても構いません。1人3点まで応募可とします。別紙に作品タイトル、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、年齢、職業(学校名、学年)を明記し、封書で郵送してください。ペンネームでの応募も可としますが、本名も必ず記載してください。
 画像データの場合は、上記必要事項を添付の上、メディアに保存して郵送してください(Eメールでのご応募は受け付けません)。ファイル形式等は自由としますが、画像データのみの応募の場合は、当方にてプリントアウトしたものを審査の対象とします。保存メディアはMO、CD-R、フロッピーディスクとします。保存メディアにラベルを貼り、氏名と作品タイトルを明記してください。作品の見本として、画像をプリントアウトし(モノクロ可)、添付してください。
 学校でまとめて応募する場合、作品の裏面に、生徒の氏名(ふりがな)、学校名、学年、作品タイトルを記入し、別紙に学校名、学校の住所、学校の電話番号、担当の先生の氏名、総応募点数を記入し、添付してください。

◆応募先◆
 〒078-4116 北海道苫前郡羽幌町北6条1丁目
 北海道海鳥センター「海鳥デザイン」係

◆応募締切◆
平成23年3月15日(必着) ※募集を延長しました。詳しくは【こちら

◆審査および発表◆
 平成23年3月末に審査し、受賞作品を海鳥センター展示室、およびホームページ上で発表します。

◆各賞◆
●オロロン鳥部門
【オロロン鳥賞】最も優秀な1点・・・賞状と副賞(図書カード2万円)
【優秀賞】2点・・・賞状と副賞(図書カード1万円)
【入選】数点・・・賞状と副賞(図書カード5千円)
【佳作】数点・・・賞状と副賞(図書カード3千円)
●ケイマフリ部門
【ケイマフリ賞】 最も優秀な1点・・・賞状と副賞(図書カード5千円)
【優秀賞】 A,B各2点・・・賞状と副賞(図書カード2千円)
【入選】 A,B各数点・・・賞状と副賞(図書カード1千円)

◆お問い合わせ◆
北海道海鳥センター
 〒078-4116 北海道苫前郡羽幌町北6条1丁目
 電話 0164-69-2080 FAX 0164-69-2090
 メール seabird@town.haboro.lg.jp
 ホームページ http://www3.town.haboro.hokkaido.jp/seabird/

主催:北海道海鳥センター
後援:北海道海鳥センター友の会

■過去の受賞作品については、海鳥センターホームページで公開しています。

※原画、画像データの保存メディア等、応募作品の返却はいたしません。
※受賞作品の著作権は北海道海鳥センターに帰属します。
※受賞作品を対象に、海鳥や海洋環境の保護・啓発活動、羽幌町の観光振興や商品パッケージ等特産物PRなどを目的とした活動に無償で貸出を行います。
※受賞作品を対象に、北海道海鳥センター友の会が、デザインを商品化することがあります。この場合、売り上げの一部は海鳥保護のために使用されます。
※デザインの利用にあたり、デザインを補筆、または拡大や縮小等することがあります。
※応募者の個人情報については、当コンテストのみで使用し、他の目的で使用いたしません。
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第9回ケイマフリ賞受賞作品『ケイマフリ』齊藤 月咲(羽幌町)

■チラシのダウンロードは→【こちら
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by seabirdcenter | 2011-01-07 11:57 | イベント・行事案内

今年もよろしくお願いします

海鳥センターは昨日1月6日が仕事始めでしたが、昨日の羽幌は猛吹雪。その対応に追われた1日となりました。除雪してもすぐに雪で埋まり、夕方には海鳥センターから駐車場までの道はほぼ無くなっていて、車を出すことが出来ない状態に。

今朝は、海鳥センターは完全に雪に埋まっていて、スノーシューを履いて出勤しました。
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先ほどまで苫前町から初山別村までの国道が通行止で、両町村に挟まれている羽幌町は陸の孤島となっていましたが、通行止は9時30分に解除されたようです。道北方面にお越しの際は、最新の道路情報のチェックをおねがいします。

自然の厳しさを感じながらの新年のスタートとなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いします。

( I )


■1月の休館日
11日(火)、17日(月)、24(月)、31日(月)
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by seabirdcenter | 2011-01-07 10:21 | インフォメーション

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