海鳥日記

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ジュニアレンジャー撮影・サロベツ原野

先日報告した、ジュニアレンジャーのサロベツ湿原観察会で、子どもたちがいつものようにデジタル一眼レフカメラで、自然写真を撮影しました。

ここで、ほんの一部をご紹介します。

▼ジュニアレンジャーHさん撮影
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▼ジュニアレンジャーYさん撮影
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この日は、天気が良かったものの風がとても強く、風で揺れる草花を苦戦しながら撮影していました。実はメモリーカードの中に何枚も被写体ぶれの写真があり、その苦労が垣間見えました。

これら写真も、海鳥センターで展示中の「ジュニアレンジャー 小さな写真展」加えますので、ご来館の際は、ぜひご覧ください。

( I )
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by seabirdcenter | 2010-06-30 11:21 | ジュニアレンジャー

サロベツ原野湿原観察と交流会

ジュニアレンジャー今年度2回目のミッション(研修会)で、サロベツ原野に行ってきました。サロベツ原野訪問は、昨年秋に続いて2回目です。
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昨秋は、渡りの途中で休息していたヒシクイ観察がメインでしたが、今年はサロベツに咲く草花を観察しました。また、サロベツで活動している子どもたちと、中頓別の子どもたちも参加し、3地域の子どもたちの交流会となりました。
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豊富町の上サロベツ原野ではネイチャービンゴをしながら観察し、幌延町の下サロベツ原野では、グループごとにじっくり観察していきました。ちょうど子育て中のカイツブリの仲間がいたので、驚かさないよう、遠くからそっと観察することもできました。
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交流会ではそれぞれの地域から、活動発表を行いました。ジュニアレンジャーはウトウの紙芝居を披露し、このブログでも度々紹介しているジュニアレンジャー撮影の自然写真も見てもらいました。
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中頓別からは、「中頓別クイズ」です。かなりマニアックな問題や、引っかけ問題もあり、みんなの笑いを誘っていました。
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夜は部分月食の上を通過する国際宇宙ステーションを探したり、2日目には学校給食でみんなが飲んでいる豊富牛乳の製造工場を見学したり、盛りだくさんの2日間でした。

サロベツと中頓別の皆さん、ジュニアレンジャーと仲良くしてくれてありがとう!!またいつか、お会いしましょう。

今回も子どもたちが、サロベツの花など素敵な写真を撮っています。あらためて紹介したいと思います。

( I )

■NPO法人 サロベツ・エコ・ネットワークのブログに、今回の交流会の様子が掲載されています。合わせてご覧ください。→こちら
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by seabirdcenter | 2010-06-28 14:16 | ジュニアレンジャー

デジタル一眼レフカメラによるウトウの高感度撮影

昨年、「フラッシュを使用しないウトウの撮影方法」を紹介しましたが、最近のデジタルカメラは高感度に強くなっていて、真っ暗になる前であればフラッシュを使わなくても撮影が可能になってきました。

ウトウの帰巣を撮影する際、コンパクトカメラ程度の小さなフラッシュであればさほど問題ありませんが、外付けの強力なフラッシュの光などは、闇夜で活動するウトウの目に影響を与えることも考えられます。天売島では、フラッシュでの撮影を特に禁止していませんが、至近距離での強力なフラッシュはなるべく控えたいものです。また、個人的にはフラッシュを使用しない写真の方が、より自然な表情、より自然な行動を記録できると思っています。

昨年紹介した写真は濃い霧の中での撮影で、あまりよく撮れていませんでしたので、今年撮影したものをご紹介します。機材も変えて、超高感度撮影が可能な最新のデジタル一眼レフカメラを使用してみました。

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ISO1600 300mm f2.8 1/10 絞り優先オート 露出補正-1/3


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ISO2500 300mm f2.8 1/20 絞り優先オート 露出補正-1・1/3


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ISO2500 300mm f2.8 1/15 絞り優先オート 露出補正-1・1/3



今回使用したカメラの感度は、実際にはもっと上げることができたのですが(常用でISO12800まで)、ISO2500程度でも撮影できてしまうので、今回はそれほど感度を上げませんでした。ただ、この感度だとシャッタースピードはちょっと遅いですね。次回はもう少し感度を上げて撮影してみます。

( I )
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by seabirdcenter | 2010-06-22 20:48 | コーヒーブレイク

初山別小学校のみなさんが来ました

昨日(6月18日)は、初山別小学校3,4年生のみなさんが見学に来られました。遠足ということで、かなり長い距離を歩いてきたようです。みんな汗びっしょりでしたが、とても元気の良い子どもたちでした。
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海鳥クイズなどの後、鳥の羽を使ってみんなで遊びました。羽を投げてみたり、スポイトで水をかけてみたり。みんなで楽しく遊ぶことができました。初めて知ることも多かったようです。
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初山別小学校のみんさん、ありがとうございました。また来てくださいね!

( I )
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by seabirdcenter | 2010-06-19 23:02 | 団体対応

ウミガラスが浮いています

天売島の赤岩対崖繁殖地近くの海にウトウの群れの中に混じってウミガラスが浮いていました。どこにいるかわかりますか?
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『ウトウの群れに混じるウミガラス』

ウミガラスは白と黒(実際は焦茶色)のコントラストがはっきりしているためウトウやケイマフリとの識別が簡単です。
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『ウミガラス』

赤岩対崖の繁殖地は陸上から見ることはできません。でも、この時期の波が穏やかな日に赤岩展望台から双眼鏡や望遠鏡を使えば海に浮いているウミガラスを観察できるかもしれません。
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『ウミガラスが集まる岩礁』

昨年は赤岩展望台から見て右手の波が穏やかなときだけに現れる岩礁とその周りに最大15羽のウミガラスが集まりました。

(H)
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by seabirdcenter | 2010-06-17 14:52 | ウミガラス保護増殖事業

天売島 ウミガラス 交尾のような行動

5月19日に確認された16羽のウミガラスですが、撮影したビデオをもう一度よく見てみたところ交尾のような行動をしてたことがわかりました。

この後も6月2日と6月7日にも交尾のような行動をしました。
新たにデコイを設置したため、抱卵姿勢の確認は難しくなりましたが、繁殖地への出入りが少なくなったことからウミガラスはすでに抱卵していると思われます。

(H)
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by seabirdcenter | 2010-06-14 10:51 | ウミガラス保護増殖事業

天売島へ行ってきました

今週7日から3日間、環境省のウミガラス調査に同行させてもらいました。
天気は概ね良好で、初日に天売島で繁殖している海鳥8種すべてを観察することができました。
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日中の海鳥観察には、天売港から出航している海底探勝船に乗船することをおすすめします。海鳥の棲息地の断崖を間近にみることができ、その大きさに圧倒、国内とは思えない景観そして「こんなところに(海鳥は)いたんだ」とただただ感心するばかりでした。
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今回は3度、漁船でウミガラスの繁殖場所である赤岩対崖に、調査のお手伝いで行きました。ウミガラスは今時期抱卵中です。その卵を狙ってカラスがウミガラスの巣穴付近をウロウロ飛び回っています。このカラスを追い巣穴を突き止めるのが主な調査のひとつです。

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手前が音声装置です。ウミガラスは集団繁殖する特徴があるため、仲間がたくさんいるように見せかけるようにして、スピーカーからウミガラスの声を流しています。船上からも、赤岩対崖が近づくにつれ音声が大きく聞こえ臨場感がありました。

天売島に宿泊される方は、陸上からウトウの巣穴観察をおすすめします。天売島で繁殖する海鳥の中で唯一、ウトウは土中に巣穴を作ります。飛ぶことが苦手なウトウは天敵から身を隠すために日入り後に帰巣し、日の出前に出巣します。現在天売島には、30万つがい(60万羽!)のウトウが繁殖をしています。一斉に飛び交う姿や、ブンブンうなる羽音は鳥というよりも昆虫の大群を見ているようでした。朝夕は、日によってはまだ冷え込みます。暖かい服装でじっくり観察をしてください。

もう一つ、陸上からの観察に海鳥観察舎もご利用ください。(無料)中には望遠鏡が設置してあり、ウミネコの営巣地と、視界が良ければウミウの巣も見ることができます。


初心者の方に……海鳥の簡単な見分け方 よく見かける4種です。
・オオセグロカモメ…大型のカモメ。足はピンク色。
・ウミネコ…中型のカモメ。足は黄色。
・ウトウ…海上にぷかぷか浮いている姿が多くみられます。首が太い。全体的に丸いシルエット。
・ウミウ…大型のウ。岸壁で多く見かけます。顔は白でそれ以外は全身黒く、首が長い。
(z)
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by seabirdcenter | 2010-06-11 17:51 | 【海鳥情報】天売島

ようやくウミスズメを見ました

天売の海にウミスズメがいました。
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ウミスズメは天売でも繁殖しているようですが、夜にしか繁殖地へ現れず雛は孵化するとすぐに巣立ってしまうため観察がとても難しい海鳥です。
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ウミスズメは繁殖期の昼間に天売島周辺の海で見られます。これまでフェリーから見かけることはありましたが、天売の周辺の海で見たことはありませんでした。この日だけで3回11羽のウミスズメを観察することができました。
今年はできれば雛の姿をとらえて天売島でウミスズメが繁殖していることを確認したいです。

(H)
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by seabirdcenter | 2010-06-10 17:27 | 【海鳥情報】天売島

ウトウがたくさん来ています

天売島の赤岩展望台周辺にウトウがたくさん来ています。

6月2日のブログでも紹介されているウトウですが、今夕暮れ時にたくさんの帰巣がみられます。中には雛のために餌を持ち帰る者もいます。

巣穴はイタドリなどの間にあり飛ぶことが苦手なウトウはまるでそれにぶつかるように着地します。
真っ暗になってからはウトウは巣穴の周りでうろうろしています(赤外線ライトを使用して明かりのない状態で撮影しています)。中にはけんかをしているウトウもいますが、ウトウの研究をしている天売海鳥研究室によるとこれらはすべて雄だそうです。

(H)
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by seabirdcenter | 2010-06-09 06:48 | 【海鳥情報】天売島

日暈(ひがさ)が見えました

今日は晴れているものの薄曇り。何気なく太陽を見てみると太陽の周りに虹(日暈、ハロ)が出ていました。
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二重とまではいきませんでしたが、よく見ると外側にもう一つ虹が見えました。肉眼でははっきり分かったのですが、写真だと分かりづらいですね。
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めったに見ることのできない大気光学現象です。見つけるとちょっと得した気分になってしまいます。

( I )
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by seabirdcenter | 2010-06-08 12:23 | 【自然情報】羽幌

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