海鳥日記

<   2010年 03月 ( 14 )   > この月の画像一覧

ズグロカモメが飛来しました!

羽幌から約60Km北にある天塩町の海岸付近で、ズグロカモメが発見されました。いつも自然情報や写真の提供をいただいている、初山別天文台の黒田さんが見つけました。
f0159390_17291812.jpg

ズグロカモメは、日本では冬に越冬のため主に九州などへ飛来する渡り鳥です。道内では観察例があまりない、めずらしい鳥になります。

写真を見せていただくと、なんともかわいらしい夏羽のズグロカモメでした。

ネット検索で調べたところ、3月24日の苫小牧民報の記事で、千歳市と長沼町の境にある長都沼でズグロカモメを発見とありました。こちらも、写真を見るときれいな夏羽です。同じ個体なのでしょうか?


しばらくの間は付近にいるかもしれませんが、長旅により弱っていることも考えられますので、追いかけ回さないよう、そっと観察していただければと思います。

【写真提供】黒田さん


( I )
[PR]
by seabirdcenter | 2010-03-31 17:36 | 【自然情報】オロロンライン

第9回海鳥デザインコンテスト 受賞作決定!

3月12日まで募集しておりました第9回海鳥デザインコンテストには、全国から100点の作品のご応募をいただきました。たくさんのご応募、ありがとうございました。

28日に受賞作選考会を開催し、受賞作が決定しました。
f0159390_1933589.jpg



オロロン鳥部門の最高賞「オロロン鳥賞」には、滋賀県の金谷ゆう子さんの作品「Courtship〜生命の輝き〜」が、ケイマフリ部門の最高賞「ケイマフリ賞」には、羽幌町の齊藤月咲さんの作品「ケイマフリ」が、それぞれ選ばれました。おめでとうございます!


f0159390_19353383.jpg
        オロロン鳥賞 金谷ゆう子(滋賀県)「Courtship〜生命の輝き〜」



f0159390_19362155.jpg
        ケイマフリ賞 齊藤月咲(羽幌町)「ケイマフリ」


その他全受賞作品は、【こちら】で公開しておりますのでご覧ください。

受賞されましたみなさまには、賞状と副賞をお贈りいたします。ただいま発送準備をしておりますので、しばらくお待ちください。

今回惜しくも受賞を逃したみなさまも、ご応募誠にありがとうございました。多くの海鳥保護のメッセージを受け取ることができました。感謝申し上げます。

( I )

※その他の受賞作品のリンクが正しく表示されない場合があることを確認しました。ただいま原因を調査中ですが、WindowsでブラウザにInternet Explorerを使用している場合に正しく表示されないことがあるようです(バージョンは不明)。MacOSのSafariやWindowsでもGoogle Chromeをご利用の場合は正しく表示されているようです。ご迷惑をおかけしますが復旧までしばらくお待ちください。(2010.04.01追記)

※復旧しました。その他の受賞作品が見られなかった方は、ご確認ください。ご迷惑をおかけしました。まだ不具合があるようでしたら、ご連絡お願いいたします。(2010.04.02追記)
[PR]
by seabirdcenter | 2010-03-29 19:44 | 行事報告

ザトウクジラ

f0159390_13423069.jpg

昨日、海鳥センターに「小平町の海浜にクジラの死体が流れ着いたらしい」という情報が入りました。

冬の道北日本海側では、海が時化た日の後は、クジラやイルカ、アザラシなど、海の生き物の死体が浜に打ち上げられていることが間々あります。その多くは比較的小型のものですが、お話しを聞いていると、どうも今回は様子が違うようです。
曰く、
 ・体の太さは牧草ロールぐらい。
 ・口と思しきところから毛が生えているのが見えた。
とのこと。
今朝、現場を見に行ってみました。
f0159390_13424227.jpg
f0159390_13425548.jpg

流れ着いていたのは、ザトウクジラの死体でした。
体の長さはゆうに10m以上はあり、下あごからお腹のあたりに見える丸い斑点のような模様や長い胸びれ、なによりその大きさが印象的でした。

漂着した死体は調査のため、週明けには専門家による標本採集が行われるそうです。
※道内のクジラの仲間の漂着などについて、詳しくは”ストランディングネットワーク北海道”で紹介されています。

【写真提供】岩澤さん

(S)
[PR]
by seabirdcenter | 2010-03-27 15:02 | 【自然情報】オロロンライン

道ばたのユキホオジロ




しょさんべつ天文台の黒田さんから、ユキホオジロの動画をいただきましたので、ご紹介します。

ユキホオジロは、スズメと同じくらいの大きさの鳥で、夏は北極圏で繁殖し、冬になると主に北海道など北の地方へ渡ってきます。"シロハヤブサ" "シロフクロウ"たちとならんで『冬に見たい白い鳥』として憧れている方も多いことでしょう。

黒田さんのお話しによると、道ばたの雪が解けかかった場所で、地面をついばんでいるところを見つけたそうです。
春先、雪が融け、地面が顔をのぞかせると、食べ物を求めて色々な渡り鳥たちが集まってきます。
普段あまり見られない鳥が、ちょこんと羽根を休めていたりすることもあるので、散歩の時などぜひ観察してみてください。

(S)

4月の休館日
5日(月)、12日(月)、19日(月)、26日(月)
[PR]
by seabirdcenter | 2010-03-26 16:26 | 【自然情報】オロロンライン

ヤツガシラ

f0159390_13561690.jpg
羽幌町にヤツガシラがやって来ました。
島では毎年、春先になるとよく見られるようですが、この辺りでは年に1、2羽見ることができれば運が良い方です。

ヤツガシラは、その独特の風貌からファンも多い野鳥です。
昨年の春にも、町内の林近くで1羽確認されており、見つけた方は「今年は(鳥見の)運が良いみたい!昨年に比べて、今年の子はハンサムな気がする」と声を弾ませていました。
皆さんは、どちらがお好みですか?
f0159390_13562848.jpg
f0159390_13563897.jpg
(上写真)今年のヤツガシラ 2010年3月24日 撮影
(下写真)去年のヤツガシラ 2009年4月14日 撮影

【写真提供】岩澤さん

(S)
[PR]
by seabirdcenter | 2010-03-25 14:09 | 【自然情報】羽幌

サギの仲間が渡ってきています

昨日から大荒れの天候で、冬に逆戻り。昨夜から今日の昼ぐらいまで吹雪いていました。

しかし、前進と後退をくり返しながらも、春は着実に近づいてきています。羽幌周辺では、ここ数日でアオサギがたくさん見られるようになりました。アオサギはこの辺りでも繁殖している夏鳥で、雪解けの進むこの時期に渡ってきます。

雪解けが進んだとはいえ、雪の無くなった川原はごく一部です。そこにアオサギたちが集まってきています。日に日に数が増え、現在30羽ほどがいるようです。中にダイサギ2羽も混ざっています。
f0159390_1749091.jpg

サギは警戒心が強いので、人の気配がするとすぐに飛び立ちます。30羽のアオサギが一斉に上空を舞うと、少し離れたところから見るとカモメが舞っているように見えるから不思議です。
f0159390_17501579.jpg

しばらくすると川原近くの雪原に降ります。雪原の上に立つサギを見られるのは、この時期だけかもしれませんね。

【写真提供】山崎さん


( I )
[PR]
by seabirdcenter | 2010-03-22 17:57 | 【自然情報】羽幌

嵐の日の港

春嵐吹き荒れる日の港には、色々な鳥たちが嵐を避けるためにやってきます。
f0159390_12395048.jpg
夏は天売島でも子育てをしているウミネコ。
黄色い足が目につくようになると、春の渡りもいよいよ本番です。

f0159390_12394395.jpg
冬の間中、楽しませてくれたコオリガモが、一羽だけ港に残っていました。間もなく、北の繁殖地に向かって渡っていきます。

f0159390_1240179.jpg
渡りの途中に立ち寄ったミミカイツブリは、体がまだら模様でした。冬羽から夏羽にかわる途中なのです。

f0159390_12401874.jpgf0159390_1240273.jpg
昨年に続いて、アカエリカイツブリもやって来ました。


外を歩いていると、毎日出会う顔ぶれが変わる春は、野鳥を楽しむのに絶好の季節です。
もし、気になる鳥を見かけましたら、どうぞ海鳥センターへお越しください。図鑑も多数取りそろえています。

【写真提供】岩澤さん

(S)
[PR]
by seabirdcenter | 2010-03-20 13:58 | 【自然情報】羽幌

地球のいのち、えがいてみよう

先日ジュニアレンジャーの研修会で作った「地球のいのち、えがいてみよう」を展示しました。これから5月16日(日)までの間、来館されたみなさまにも地図上に生き物を貼っていただき、道北の自然環境を完成させたいと思います。
f0159390_2011577.jpg

地球のいのち、えがいてみよう」は、今年10月に愛知県名古屋市で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に向けて、全国のビジターセンターなどで行われているイベントです。それぞれの地域で、その地域の特色ある自然環境を地図上に表現していく、来館者参加型のイベントになります。

海鳥センターでは、地域の特色である海鳥繁殖地と、それを育む道北の自然環境を表してみました。森は下川町の森を、川は天塩川を、湿原はサロベツ原野を、海は日本海を、島は天売島と焼尻島をそれぞれイメージしています。そして、来館された方がイラストや折り紙、ぬり絵などで、ここに暮らす生き物をつくり、貼れるようになっています。
f0159390_20442685.jpg
f0159390_2013449.jpg

完成した地図は、名古屋市で開催される国際生物多様性の日(5月22日)関連のイベントで展示される予定です。ご来館の際には、ぜひ、ご参加ください。

( I )
[PR]
by seabirdcenter | 2010-03-17 20:19 | 展示紹介

ラストミッション 修了式

昨日(3月13日)、今年度のジュニアレンジャー最後となる修了式を行い、1年間の思い出スライドショーと、環境省の「地球のいのち、えがいてみよう」をつくりました。
f0159390_16363371.jpg

「地球のいのち、えがいてみよう」は、今年10月に名古屋で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に向けて、全国のビジターセンターで行われているイベントです。海鳥センターでは、ジュニアレンジャーがこれまで学習してきた道北の自然環境を模造紙に表現しました。
f0159390_16371362.jpg

模造紙には森(下川)と川(天塩川)、湿原(サロベツ)、海(日本海)、島(天売島・焼尻島)、海中があり、そこにいる生き物を描いたり、折り紙でつくり、みんなで貼りました。

あらためて、道北にはいろいろな生き物がいることがわかり、子どもたちも楽しみながらつくることができました。この模造紙は、5月の連休明けまで海鳥センターに展示して来館者にも生き物を描いてもらい、その後、国際生物多様性の日(5月22日)の関連イベントで展示される予定です。


ジュニアレンジャーのみなさん、1年間ありがとうございました。また、新年度も参加してくださいね。

( I )
[PR]
by seabirdcenter | 2010-03-14 16:38 | ジュニアレンジャー

よしずの作り方を教わりました

羽幌でビオトープづくりを進めている「羽幌みんなでつくる自然空間協議会」代表の金田幸太郎さんが、昨秋に刈り取ったヨシを使って葦簀(よしず)を作りました。私は、よしずを作ったことがないので、少しだけ手伝いながら作り方を教わりました。

すだれづくりは、手づくりの「編み機」(?)にヨシを置き、ワラ縄を巻いた振り子のような重りを交互に移動させながら編んでいきます。
f0159390_2013291.jpg

ちょっとしたコツがあり、はじめ少しとまどいましたが、慣れてくると次々とヨシを置いて編み進めることができました。ところが、編んでも編んでもなかなか進みません。立ったままの作業はなかなか大変でした。
f0159390_20181786.jpg

完成したよしずは、ビオトープの水車小屋の風よけなどに使われます。ホームセンターなどで輸入された安価なすだれが簡単に手に入る昨今ですが、昔からの知恵には、自然を大切にする工夫がたくさんあります。そのうち、よしずづくりの教室を開催したいと考えています。

( I )
[PR]
by seabirdcenter | 2010-03-12 20:21 | 自然空間はぼろ

北海道海鳥センター 日々の出来事
by seabirdcenter
プロフィールを見る
画像一覧

検索

最新の記事

北海道海鳥センターfaceb..
at 2016-05-05 13:41
あしあと
at 2015-12-25 12:43
羽幌町の積雪
at 2015-12-22 11:51
シノリガモ・クロガモ
at 2015-11-21 14:59
オツネントンボ
at 2015-11-11 12:50
マガンの群れが羽幌を通過して..
at 2015-11-05 10:51
「天売猫のお話しと見学会」を..
at 2015-10-27 15:12
カシラダカ
at 2015-10-23 15:01
ツルシギ
at 2015-10-14 15:42
ミヤマカケス
at 2015-10-10 12:51
海鳥研究発表会を開催します!
at 2015-10-01 16:42
カワセミ
at 2015-08-29 14:24
ウミガラス保護増殖事業の機器..
at 2015-08-27 12:24
羽幌の野鳥
at 2015-08-27 11:20
ウミガラスの繁殖が終了しました!
at 2015-08-27 08:02

ブログジャンル

画像一覧

イラスト:まるめな