海鳥日記

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よいお年を

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海鳥センターは今日が仕事納め。センターができてから12回目、当ブログは2回目の年越しを迎えます。
今年も多くの方にご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
新年は6日(水)からの開館となります。新年も、海鳥センターならびに当ブログをよろしくお願いいたします。

それではみなさま、どうぞ良いお年を。

【写真提供】羽幌自然保護官事務所(トラフズク)
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by seabirdcenter | 2009-12-30 16:42 | インフォメーション

生き延びるために

今朝も港へ出かけてみると、岸壁から少し離れたところでワシとカラスが群れていました。
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フィールドスコープで見てみると、どうやらアビの仲間の死体を奪い合っているようです。
通常であれば、警戒心の強いオジロワシですが、こちらを気にするそぶりも見せません。

雪が深くなるにつれて、町中でも頻繁に動物の姿を見かけるようになりました。
海鳥センターの周りには、毎朝新しいキタキツネの足跡が残っています。
ホテルを寝床にしているハヤブサは、脚を血に染めて帰ってきました。
町外れの公園では、普段は森の奥で生活しているクマゲラの鳴き声が聞こえたそうです。

冬は餌のとぼしい季節です。厳しい時期を生き延びるために、みんな一生懸命です。

(S)
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by seabirdcenter | 2009-12-27 17:17 | 【自然情報】羽幌

けあらし

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今朝、港へ出かけてみると、海面からもうもうと立ちのぼる白いもや、もや、もや。
まるで海と雲が重なっているようです。
この現象、気象用語では「蒸気霧」と呼ばれていますが、「けあらし」の呼び名の方が馴染み深い方も多いのではないでしょうか。

海一面に広がった霧が朝焼けに染まっていく様は、とても幻想的でいつまでも見ていたい気もしますが、今日の羽幌の最低気温は-13.9度。岸壁にならんだ太公望たちの姿も、どこか浮世離れた光景に見えます。
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【写真提供】岩澤さん

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by seabirdcenter | 2009-12-26 17:21 | 【自然情報】羽幌

ホワイトクリスマス

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今日はこの時期にしては珍しく、風が穏やかで、雪がしんしんと降り続けた一日でした。
さて、今週末の午後4時から午後5時までの間、海鳥センター玄関前では、リサイクルキャンドルの点灯を行います。冬至を過ぎましたが、まだまだ日が沈むのは早く、4時を過ぎる頃にはあたりも真っ暗になります。
雪の中で灯るキャンドルの火をぜひお楽しみください。

(S)

年末年始 休館のお知らせ
 年末は12月30日(水)までの開館です。
 平成21年12月31日(木)から平成22年1月5日(火)まで休館します。よろしくお願いします。

第9回海鳥デザインコンテスト作品募集中!
 ただいま第9回海鳥デザインコンテストの作品を募集しています。
 作品の申込み締切は、2010年3月12日(必着)となっています。
 その他、詳しくはこちらをご覧ください。
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by seabirdcenter | 2009-12-25 15:22 | インフォメーション

リサイクル・キャンドルをつくりました

今年最後のジュニアレンジャーのミッション(研修会)は、昨年に引き続き、リサイクル・キャンドルづくりを行いました。
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今回も、羽幌環境会議のみなさんに作り方を教えていただきました。

中学生サポーターにも協力してもらいながら、楽しく、そして真剣に作り、とても可愛らしいキャンドルがたくさんできました。
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クリスマスに、ぜひ使ってほしいと思います。
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羽幌環境会議のみなさん、中学生サポーターのみなさん、どうもありがとうございました!

( I )
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by seabirdcenter | 2009-12-20 18:49 | ジュニアレンジャー

サロベツの生き物を紹介したDVDを販売します

今年の秋にジュニアレンジャーの研修でも行きました、サロベツの生き物たちを紹介したDVDが発売されました。
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このDVDは、地元幌延町で生まれ、主にサロベツで活動されている動物写真家の富士元寿彦さんが撮影・制作されたもので、制作にあたっては海鳥センターも協力させていただいています。

雄大な景色とそこに生きる動物や野鳥、花など様々な生き物たちの姿を通じて、道北の自然の魅力が紹介されています。センターでは一部試聴も行っておりますので、お立ち寄りの際はぜひご覧になってみてください。

「サロベツ−輝く命の大地− 春・夏編」

 語り:吉田みどり  音楽:石川真理子
 MA:藤田則昭   編集:佐々木伸宏
 音響効果:増子玲奈・佐々木堅司
 撮影・監督:富士元寿彦
 協力:有限会社ミューズボックス、ドゥストリームスタジオ、幌延町教育委員会、NPOサロベツ・エコ・ネットワーク、北海道海鳥センター、レラ・サロベツ ファンズ
※DVDの売上の一部は、サロベツの自然保護活動に役立てられます。

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第9回海鳥デザインコンテスト作品募集中!
ただいま第9回海鳥デザインコンテストの作品を募集しています。
作品の申込み締切は、2010年3月12日(必着)となっています。
その他、詳しくはこちらをご覧ください。
海鳥の魅力を多くの人に伝えてくれる作品、お待ちしています!
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by seabirdcenter | 2009-12-19 14:19 | インフォメーション

フクロウ放鳥しました

先日保護したエゾフクロウを放鳥しました。エサも自分で食べるようになり、枝から枝へ飛べるようにもなりました。ただ、左目は治ることなく視力を失ってしまったようです。
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しかしながら闇夜を飛ぶフクロウにとっては、視力よりも聴力の方が重要です。放鳥しても十分に生きていけると判断しました。


さて、みなさんは、保護したフクロウにどのようなエサを与えていたと思いますか?保護してから放鳥するまでに与えていたエサを、保護飼育の経過とともにここで紹介したいと思います。

◆保護直後は弱っていたので、いきなりエサは与えません。段ボールの箱に入れ、体温維持のためにペットヒーターで温めて、暗くして安静にさせました。落ち着いてからブドウ糖の水溶液をスポイトで喉に流し込み、栄養剤代わりに与えました。

◆3日目になり、ようやく容体も落ち着いてきたので、固形のエサに切り替えました。このときに与えていたのは鶏のササミです。細かくちぎって目の前に近づけても全く食べる気配がないため、クチバシを手でこじ開けて、喉の奥にササミを押し込んで食べさせました。これを強制給餌と言います。

◆さらに数日が経つと、同じくササミですが、目の前に近づけると自分で食べるようになりました。ここまで来ると放鳥の可能性が見えてきます。まだ箱に入れての飼育を継続していましたが、夜に皿の上にササミを置いておくと、朝には無くなるようになりました。

◆自分でエサを食べ、体力が回復してくると、箱から出ようとします。海鳥センターには、大型の野鳥をリハビリするためのゲージや部屋があるので、放してみました。このときからエサを、ササミからペット用エサの専門店で購入した冷凍ヒヨコやマウスに変えました。いつでも食べられるように解凍したマウスを置いておきますが、食べ過ぎることはなく、だいたい2日に1匹のペースで食べていました。
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       (冷凍マウス)

◆これらのエサを自分でしかっり食べて体力がつき、枝から枝へ飛び回るようになりました。体重も安定しています。自由に飛び回ることのできない部屋の中では、これ以上の飼育が困難になります。天候の安定している日をねらって放鳥することにしました。

このように今回は、奇跡的な回復を見せてくれて放鳥することができましたが、すべてが今回のようにうまくいくわけではありません。海鳥センターでの保護した野鳥の放鳥率はだいたい50%程度です。また、放鳥して終わりではなく、放鳥後も自然界で生きているのか継続的に見ていきたいのですが、いったん放してしまうとなかなか分からないのが現状です。

闇夜に飛び去るエゾフクロウに、「頑張って生きろよ!」と願いを込めました。

( I )
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by seabirdcenter | 2009-12-15 11:32 | 本日の傷病鳥

エチゼンクラゲ

海が大時化だった翌日、羽幌の海岸にもエチゼンクラゲが大量に打ち上げられていました。
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エチゼンクラゲは、中華料理の具材としてもお馴染みの種で、大きいものは直径1mを超すまで成長します。今年は特に数が多く、漁業被害などでもニュースをにぎわせています。

千切れ、縮んで、波打ち際にズラリならんだクラゲたちは、さして栄養があるようには見えませんでしたが、それでもカラスたちには人気があったようです。群れになって、ついばんでいました。

【写真提供】岩澤さん

(S)
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by seabirdcenter | 2009-12-12 16:29 | 【自然情報】羽幌

第9回海鳥デザインコンテスト 作品募集!

今年も海鳥デザインコンテストを開催します!

昨年までは「海鳥切手」としてのデザイン募集でしたが、今年から募集内容が変わりました。海鳥の保護・啓発活動の他、天売島や羽幌町の観光振興、特産物のPRなどに幅広く使用できる「海鳥デザイン」を募集します。ふるってご応募下さい!
( I )

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第8回海鳥デザインコンテスト
オロロン鳥賞受賞作品
『虹と海鳥』
kotakeさん(福島県)





=====以下、募集案内(転載自由)======


◆◆◆ 第9回 海鳥デザインコンテスト ◆◆◆ 

 昨年、全国各地よりたくさんのご応募をいただいた「海鳥デザインコンテスト」を今年も行います。受賞作品は、海鳥保護や観光振興、特産物のPR活動などに使用されます。ふるってご応募ください。

  【応募締切:平成22年3月12日(必着)】


◆募集内容◆
 海鳥保護や海洋環境保全のメッセージが伝わるようにデザインされた、海鳥のデザイン画を募集します。受賞作品は、海鳥や海洋環境の保護・啓発、観光振興、特産物のPR活動など、海鳥やその繁殖地を広く紹介するための活動に使われます。

◆募集区分◆
●オロロン鳥部門(一般部門・高校生以上)
●ケイマフリ部門(ジュニア部門)
 ・ケイマフリA(小学校5年生~中学校3年生)
 ・ケイマフリB(小学校4年生以下)
 ※部門名は呼称です。部門名にとらわれない、自由なデザインをお待ちしています。

◆応募規定◆
 イラスト、コンピューターグラフィック等、自由な形式で、最大でA4サイズに描画してください。縦横、彩色、画材は自由です。メッセージなどの文字を入れても構いません。1人3点まで応募可とします。別紙に作品タイトル、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、年齢、職業(学校名、学年)を明記し、封書で郵送してください。ペンネームでの応募も可としますが、本名も必ず記載してください。
 画像データの場合は、上記必要事項を添付の上、メディアに保存して郵送してください(Eメールでのご応募は受け付けません)。ファイル形式等は自由としますが、画像データのみの応募の場合は、当方にてプリントアウトしたものを審査の対象とします。保存メディアはMO、CD-R、フロッピーディスクとします。保存メディアにラベルを貼り、氏名と作品タイトルを明記してください。作品の見本として、画像をプリントアウトし(モノクロ可)、添付してください。
 学校でまとめて応募する場合、作品の裏面に、生徒の氏名(ふりがな)、学校名、学年、作品タイトルを記入し、別紙に学校名、学校の住所、学校の電話番号、担当の先生の氏名、総応募点数を記入し、添付してください。

◆応募先◆
 〒078-4116 北海道苫前郡羽幌町北6条1丁目
 北海道海鳥センター「海鳥デザイン」係

◆応募締切◆
 平成22年3月12日(必着)

◆審査および発表◆
 平成22年3月末に審査し、受賞作品を海鳥センター展示室、およびホームページ上で発表します。

◆各賞◆
●オロロン鳥部門
【オロロン鳥賞】最も優秀な1点・・・賞状と副賞(図書カード2万円)
【優秀賞】2点・・・賞状と副賞(図書カード1万円)
【入選】数点・・・賞状と副賞(図書カード5千円)
【佳作】数点・・・賞状と副賞(図書カード3千円)
●ケイマフリ部門
【ケイマフリ賞】 最も優秀な1点・・・賞状と副賞(図書カード5千円)
【優秀賞】 A,B各2点・・・賞状と副賞(図書カード2千円)
【入選】 A,B各数点・・・賞状と副賞(図書カード1千円)


◆お問い合わせ◆
北海道海鳥センター
 〒078-4116 北海道苫前郡羽幌町北6条1丁目
 電話 0164-69-2080 FAX 0164-69-2090
 メール seabird@town.haboro.lg.jp
 ホームページ http://www3.town.haboro.hokkaido.jp/seabird/

主催:北海道海鳥センター
後援:北海道海鳥センター友の会

過去の受賞作品については、海鳥センターホームページで公開しています。

※原画、画像データの保存メディア等、応募作品の返却はいたしません。
※受賞作品の著作権は北海道海鳥センターに帰属します。
※受賞作品を対象に、海鳥や海洋環境の保護・啓発活動、羽幌町の観光振興や商品パッケージ等特産物PRなどを目的とした活動に無償で貸出を行います。
※受賞作品を対象に、北海道海鳥センター友の会が、デザインを商品化することがあります。この場合、売り上げの一部は海鳥保護のために使用されます。
※デザインの利用にあたり、デザインを補筆、または拡大や縮小等することがあります。
※応募者の個人情報については、当コンテストのみで使用し、他の目的で使用いたしません。
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by seabirdcenter | 2009-12-10 14:40 | イベント・行事案内

自然の素材で楽器づくり

北海道にはとても大きく生長する植物があります。今回は、そんな植物を使って楽器づくりをしてみました。
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上の楽器はレインスティックです。本家はサボテンで作られますが、今回は枯れて乾燥したオオイタドリで作ってみました。中に貝殻や植物の種を入れて、カラカラと心地よい音がします。

下の楽器はディジュリドゥといって、オーストラリア先住民の楽器です。本家はユーカリの木で作られますが、これは枯れて乾燥したエゾニュウで作ってみました。くちびるを震わすように吹くとブォーという低い音が出ます。

いずれも、意外と簡単に作ることができました。いつか楽器づくり教室を開いてみてもいいですね。

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by seabirdcenter | 2009-12-06 14:30 | コーヒーブレイク

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