海鳥日記

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解説研修と紙芝居づくり頑張っています!

ジュニアレンジャーの子どもたちによる展示解説や海鳥紙芝居が、海鳥センターの名物になっています。昨年の6年生はベテランで、夏休みや土、日曜日に頑張って解説をしていました。

今年の5、6年生はまだデビューしていませんが、7月の観光シーズンに向けて、本格的に練習を始めました。今日は、ジュニアレンジャー同士で解説研修です。
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また、4年前に子どもたちが作ったウトウの生態と観察マナーを紹介する紙芝居「ウトウのウッチー物語」をリニューアルするために、紙芝居づくりを行いました。
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7月には、どちらもお披露目できると思います。海鳥センターに来られた際に、名札をぶら下げた子どもたちを見かけたら声をかけてみてください。ちびっこ解説員の展示解説はとてもかわいくて面白いですよ。

( I )
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by seabirdcenter | 2009-05-31 17:24 | ジュニアレンジャー

天売島 ハヤブサ

天売島で海鳥調査をしているときに海岸の崖で偶然ハヤブサの巣を発見しました。
始め雛がいるだけでしたが、しばらくすると餌を持って親鳥が帰ってきました。
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もう一羽も戻ってきました。
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親鳥は餌を小さくちぎって2羽の雛に与えていました。
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北海道海鳥センター友の会会員で『札幌チゴハヤブサの会』の早川いくこ氏によると札幌では雛の数が2羽か3羽が多いとのことです。

無事巣立ってくれることを願います。
(H)
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by seabirdcenter | 2009-05-30 22:24 | 【自然情報】天売島

サギの仲間

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「サギみたいなもんどぉするねん?」
「サギちゅうもん深田へさしてドジョウかなんかコツコツやってるそぉでんなぁ。
 そこへ行きまして、まず遠くの方からね「サァ~~ギィ~~」てサギ呼ぶんです。」
「そんなことして、サギわかるんか?」
「わかりまっしゃないか、サギに「ツル」言ぅても分かりまへんけど、サギに「サギ」言ぃまんねんで・・・」


最近になってサギ、特に白鷺に関する目撃情報がセンターに多く寄せられるようになりました。そこで今月、羽幌町とその近隣で見られた主なサギの仲間について、いただいた写真とあわせてご紹介いたします。(写真はクリックすると大きく表示されます)

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■アオサギ
この辺りでは一番なじみ深いサギの仲間で、全長(嘴の先から尾羽の先までの長さ)が約93cmと、国内で生息しているサギ類では最大の種です。これまで苫前町で繁殖が確認されていましたが、最近は羽幌町や初山別村でも春先に、樹の上に集団で巣を作っている光景を見るようになりました。

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■ダイサギ(全長約90cm)
アオサギと同じくらいの大きさで、真っ白な体と眼先の色が緑がかって見えるのが特徴です。安土桃山時代まではチュウサギ、コサギなどとまとめて「白鷺」と呼ばれていました。

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■チュウサギ(全長約69cm)
眼先の色が黄色で、屋外で見るとアオサギなどと比べてずいぶん小柄な印象を受けます。餌資源などの悪化によって1970年代以降全国的に減少しており、環境省レッドリストでは準絶滅危惧種に指定されています。

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■コサギ(全長約60cm)
頭から長く伸びた冠羽と、黒い足に足指だけ黄色いのが特徴です。身が小さいことから「いっぱいさぎ」(盃一杯分の意)と呼ばれることもありました。

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■アマサギ(全長約50cm)
冬羽根は白いですが、夏羽根では頭と背中のオレンジ色がよく目立ちます。虫やカエルなどをよく食べ、他のサギの仲間に比べて、水辺よりも牧草地などの草地で見かけることの方が多いです。


古来、サギが人々にとってどのような存在であったかは、世界文化遺産になった姫路城の別名『白鷺城』や、島根県津和野町に残る神事『鷺舞』(国指定重要無形民俗文化財)など、全国各地の地名にその名が残っていることからも、なんとなく想像できます。
その立ち居振る舞いからツルと間違われることもよくありますが、見分け方についてはまたの機会にご紹介したいと思います。

【写真提供】山崎さん、岩澤さん、黒田さん

(S)
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by seabirdcenter | 2009-05-29 10:53 | 【自然情報】羽幌

天売島 ケイマフリ

天売島では4月より海上に浮いているケイマフリを対象とした早朝カウントを陸上から行っています。結果は以下のとおりです。

4月11日 161羽
4月19日 123羽
4月25日 234羽
5月7日   66羽
5月16日  45羽
5月20日  62羽
5月26日  92羽

これまでのところ4月にピークを迎えています。これは越冬個体が含まれていることや巣穴に入らないことによると考えられています。5月からは岩棚に来るようになるため減少します。個体数にはばらつきがありますが、波による影響が大きいです。波が高いと海上の鳥も少なくなります。また、ケイマフリは海岸の近くにいることが多く、陸上からのカウントでは観察できない部分がでてきますので、実際の個体数は調査結果より多くなります。

今の時期早朝に赤岩展望台に行きますと岩棚からピピピッという鳴声とともに岩棚を出入りするケイマフリの姿を見ることができます。
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また、波が穏やかな日には陸に近い部分の海上にケイマフリが集団で浮いているのが観察できます。
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羽幌~天売の航路上でも出港まもない頃にはしばしばケイマフリの姿が見られます。赤い足と目の周りが白いのが特徴です。
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(H)
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by seabirdcenter | 2009-05-28 22:12 | 【海鳥情報】天売島

天売島 ウミガラス

5月23日に赤岩対岸の岩棚でウミガラスを4羽目撃しましたが、5月26日に天売島の赤岩対岸の岩棚でウミガラスを9羽確認しました。
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上の写真の左隅の棒が付いているがデコイで残りは本物です。いつもは巣の奥に引っ込んでいますが、ときどき入り口へ出てきます。
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音声装置に負けず劣らず、太い声で鳴いていました。
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しばらくするとえさを採りに海へ飛び去って行きました。
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昨年は5羽でしたので、今年新たに設置した音声装置の効果が見えてきたかもしれません。今後の動向を見守っていきます。


(H)
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by seabirdcenter | 2009-05-27 22:59 | ウミガラス保護増殖事業

エゾフクロウ日記

ジュニアレンジャーの活動には、月1回のミッション(研修会)の他に、「プロジェクト活動」があります。これは、子どもからの発案で行うもので、2名以上でプロジェクトチームをつくり、目的を持った活動をしよう!というものです。

さっそく、フクロウ観察のプロジェクトが立ち上がり、町内で子育てしているフクロウの観察記録をつけることとなりました。観察記録は「エゾフクロウ日記」として、館内に掲示していきます。
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さて、そのフクロウですが、昨日巣立ちました。ヒナは全部で3羽です。これからしばらくの間、親鳥からエサをもらいながら成長していきます。
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( I )
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by seabirdcenter | 2009-05-26 13:18 | ジュニアレンジャー

天売島における海鳥の繁殖状況

天売島における2009年5月25日現在の海鳥の繁殖状況です。
・ウミガラス
天売島で昨年5年ぶりに雛の巣立ちが確認された赤岩対岸の岩棚で今年もウミガラスの4羽の飛来が確認されました。今後の繁殖が期待されます。
・ウミスズメ
夜間調査で鳴声が確認されており、島周辺でも目撃情報があるため島で繁殖している可能性があります。
・ケイマフリ
岩棚への出入りが確認されており抱卵している可能性があります。
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・ウトウ
雛が確認されています(天売海鳥研究室)。
・ウミネコ
抱卵が確認されています(天売海鳥研究室 平田和彦氏撮影)。
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・オオセグロカモメ
抱卵が確認されています。
・ウミウ
抱卵が確認されています。
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・ヒメウ
抱卵が確認されています。
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(H)
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by seabirdcenter | 2009-05-25 21:39 | 【海鳥情報】天売島

サロベツ原野の自然情報

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豊富町にある『サロベツ原生花園自然教室』(ビジターセンター)の方に、いま原野で見ごろを迎えている花について教えていただきました。

【開花はじめ】 ヒメシャクナゲ、ショウジョウバカマ、ミツバオウレン
【今が見ごろ】 タテヤマリンドウ、ホロムイツツジ
【もう少しで見納め】 ミズバショウ、エゾノリュウキンカ、ヤチヤナギ

今年の開花状況について、「ここ数年少なかったヒメシャクナゲのつぼみが、今年はたくさんついていて、花がピークを迎えるころには、ピンクのじゅうたんを敷いたような風景が期待できそうです」と話していました。
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サロベツ原野の自然情報については、こちらでも詳しく紹介されています。
お立ち寄りの際には、ぜひ参考になさってみてください。

(S)
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by seabirdcenter | 2009-05-24 20:56 | 【自然情報】オロロンライン

ジュニアレンジャー任命式を行いました

今年もジュニアレンジャーの活動が始まりました。月1回のミッション(研修会)第1回目は任命式です。天気が良ければ朝日公園で自然観察を行う予定でしたが、あいにくの雨模様。室内での研修会となりました。
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まずはスズメクイズ(「野鳥と自然の解説実践ハンドブック」掲載)です。ふだん見慣れているスズメの、間違い探しをしました。
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任命式の後、海鳥に詳しくなろう!と、昨日の有明小学校の児童たちも体験した「ウミガラスの卵リレー」を体験。
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午後は、海鳥センターの展示物をみんなで見ました。
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今年のジュニアレンジャーは、昨年より1歩進めて、より実践的な活動をしていく予定です。自然を「知る」から「守る」活動へと、楽しみながら進めていきたいと思います。

ジュニアレンジャーのみなさん、今年も1年間、頑張りましょう!

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by seabirdcenter | 2009-05-23 17:02 | ジュニアレンジャー

遠足で小学生たちが来ました

今日は、お隣の初山別村から有明小学校の児童9名がやって来ました。昨年に引き続き2回目の来館です。
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午前中はセンター内で、海鳥学習プログラムウミガラスの卵リレー」を行いました。ウミガラスのつがいになりきって、卵を交代で温め合うゲームです。私がカラス役となり、足から転がった卵を奪いました。

その後、道北の自然紹介のスライドなどを見てもらい、午後は屋外へ。近くの林で野鳥観察を楽しみました。
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みんな真剣に鳥を探して、実際に見られたときはとても生き生きとした表情で、周りの子たちに教えあっていました。

有明小学校のみなさん、今日はありがとうございました。また、あそびに来てくださいね。

( I )
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by seabirdcenter | 2009-05-22 19:57 | 団体対応

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