海鳥日記

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冬の森のしぜんかんさつ

今日はジュニアレンジャー9回目のミッション(研修会)です。かんじきやスノーシューを履いて、動物の足跡を探しながら、冬の森の中を歩きました。

はじめてかんじきやスノーシューを履く子が多く、慣れない足取りで町民スキー場を出発しました。
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さっそく、エゾクロテンやエゾユキウサギの足跡を発見!
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森の中では、運良くエゾユキウサギが走っていくところを見られたレンジャーもいました。
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午後は、タイヤチューブや肥料袋を使った「尻すべり」で楽しみました!
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道案内をしてくれたスキー場の菊池さん、どもありがとうございました。とても楽しい一日を過ごすことができました。

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by seabirdcenter | 2009-02-28 17:43 | ジュニアレンジャー

太平洋海鳥会議

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2月24日、25日と、函館市で開かれた『太平洋海鳥会議』に参加してきました。
これは、アメリカ、ロシア、中国、韓国、日本などの環太平洋の国々の海鳥の研究者が集まってそれぞれの研究報告などを行う年次会議で、今年が36回目、約200名が参加していました。

国際的にも注目を集めているアホウドリの保護の取り組みに関するセッションが24日終日行われましたが、第一人者である東邦大学の長谷川博さんの講演には約200人、つまり会議に参加したほぼ全員が集まりました。これまでの保護の取り組みの紹介の中では、うまくいけば2030年には10000羽まで増えるという力強い言葉もありました

午後にはポスターセッションもありましたが、天売島でのウミガラスの保護について発表してきました。アメリカやカナダの方々からはそれなりに注目されて、何人かに英語で説明を迫られました。
ウミガラスは世界的に見て絶滅危惧と言うほどではないにしてもどこでも減少しているので、彼らにとって目新しい話題というわけではなかったようですが、デコイ設置の困難さや大パワー音声装置には関心を持っていただけたようです。

(N)

■3月の休館日■
3月の休館日は次のとおりです。
2日(月)、9日(月)、16日(月)、23日(月)、30日(月)
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by seabirdcenter | 2009-02-27 10:07 | 【海鳥情報】天売島

はぼろ学講座「田んぼの生きもの」

昨夜、海鳥センターで「はぼろ学講座」が開催されました。これは、町民でつくる実行委員会が企画しているもので、毎回テーマを変えながら、羽幌の成り立ち、自然・動植物、生活・文化などについて、座学や現地見学などで学んでいます。

今回は、留萌農業改良普及センターの山崎永尋さんが講師を務め、管内の水田周辺に生息する生物について、自らが撮影した写真を見せながら、農業や地域の自然環境との関わりなどとともに紹介しました。
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参加者は、農作物に悪影響を与えるアブラムシとそれを捕食するナナホシテントウの関係や、普段なかなか見る機会の少ないトンボの羽化の様子など、スクリーンに映し出される美しい写真を見ながら、講師の話に熱心に耳をかたむけていました。

講演の中で山崎さんは、「ホームページで写真を掲載するようになってから専門家、特にトンボの研究者からの反響が大きい。まだ確認できていない種もいると思うので、これからも調査を進めていきたい」と今後の抱負を語りました。

また、「今回ご紹介した写真の多くはビオトープで撮影したもの。せっかく近くにあるので、多くの人に自分の目で生き物たちの姿を見てもらいたい」と、活動開始から今年で6年目を迎えたビオトープの自然環境を評価し、観察会などでの積極的な利用も呼びかけました。
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※管内の田んぼの生きものについては、るもい農業情報ひろばホームページ内の【るもい農業写真館】から見ることができます。ぜひご覧ください。

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by seabirdcenter | 2009-02-26 09:57 | 行事報告

ルーリン彗星

新聞やテレビでも話題になっているルーリン彗星の写真を、しょさんべつ天文台の黒田さんからいただきました。
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写真中央で淡く緑色に光っているのがルーリン彗星です。
ここのところ曇天続きだったので、私はすっかり諦めていたのですが、黒田さんは雲の切れ間を狙って撮影されたそうです。自然は『見続けること』が大切だと、あらためて思いました。

ルーリン彗星は今後、獅子座から双子座へと移動するそうで、「明るさも暗くなってきますが、まだ双眼鏡で見える明るさですから見送ってあげましょう」と、黒田さんは話していました。
空気も澄んで見えるこの時期、ほんのひととき空を見上げて、数万年に一度の出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

※しょさんべつ天文台ホームページでは、毎月の星空の情報も掲載されています。
ぜひご覧になってみてください。

(S)

■はぼろ学講座「田んぼの生きもの」開催■
本日午後7時から、当センターで『はぼろ学講座』が開催されます。今回の講師は留萌農業改良普及センターの山崎さんで、管内の田んぼの生きものについて写真を交えながらお話されます。ぜひ、お越しください。

■イベントのお知らせ■
ただいま以下のイベント情報を公開中です。
 ・『共育フォーラム2008「リ・クリエイティブ-再創造-」』(3/2(月)申込締切)
 ・『傷病鳥獣リハビリテーター講習会』(3/6(金)申込締切)
 ・『第8回海鳥デザインコンテスト』(3/10(火)申込締切)
 ・『のんびり自然観察会』(3/12(木)申込締切)
詳しくは、こちらをご覧ください。
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by seabirdcenter | 2009-02-25 11:55 | 【自然情報】オロロンライン

ハヤブサがいました

海鳥センターの隣にははぼろ温泉サンセットプラザというホテルがあります。

昨日、なにげなく見てみると、ホテルの上部にある換気口の上にカラスとは違う鳥が留まっているのに気づきました。双眼鏡で見てみると、それはハヤブサでした。
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ホテルの裏には福寿川という川があり、カワアイサ、ホオジロガモなどカモの仲間が集まっています。この鳥たちを狙っているのでしょうか?
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時折、羽づくろいなどするものの、飛び立つ気配もなくじっとしていました。
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by seabirdcenter | 2009-02-24 10:06 | 【自然情報】羽幌

窓の雪かき

昨夜から今朝にかけて、発達した低気圧により猛吹雪となりました。朝4時には風速17メートルを記録したようです。

今朝、出勤すると、窓を隠すくらいに雪が積もっていました。
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このままでは窓が割れてしまうかもしれないので、近所の中学生にも手伝ってもらい、雪かきをしました。
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今日はジュニアレンジャー行事を予定していましたが、来週に延期しました。来週は穏やかな天気になってほしいものです。

( I )
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by seabirdcenter | 2009-02-21 14:37 | 【自然情報】羽幌

コオリガモ

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顔が「おてもやんみたい」とか
鳴き声が「アホな!アホな!としか聞こえない」とか

なんだかんだ言いつつも、話している人の顔は自然とほころんでしまう。
コオリガモは、北アメリカ北部やアイスランドなどの極北部で繁殖し、越冬のために渡ってくる、北の海の人気者です。

海鳥センターを訪れる方の中には、コオリガモを観たのがバードウオッチングを始めるきっかけだったという方がいます。最近は、道外から野鳥愛好家の人たちがコオリガモたちを見に、はるばる一大越冬地である稚内港へバスツアーで来ている光景も見かけます。

外見もさることながら鳴き声も印象的で、学名に『Clangula hyemalis』(やかましく騒ぐ/冬)とつけられている他、『アオナ』『エくッチカハ』など鳴き声に由来する呼び名もあります。
もし、鳴き声を耳にすることがあったら、探してみてください。
意外と近くで、ぴょーんと伸びた尾をふりふり、浮いているかもしれません。




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by seabirdcenter | 2009-02-19 13:12 | 【自然情報】羽幌

雪中梅

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朝、雪かきのために表玄関へ出ると、昨夜降り積もった雪に満開の梅の花。しばし手を休めて眺めていると、なんとはなしに新美南吉さんの『手ぶくろを買いに』を思い出します。
今度は誰が来てくれるのか。楽しみが一つ増えました。

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by seabirdcenter | 2009-02-18 16:12 | 【自然情報】羽幌

のんびり自然観察会−冬の公園で生き物を探そう!

毎月月替わりのメニューで行われる【のんびり自然観察会】。
第二回目となる今日は、みんなで羽幌町内の公園にどんな生き物が棲んでいるのか探しに行きました。
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今回の活動場所となった朝日公園は、市街地から車で5分ほどのところにあり、夏には31種の花しょうぶが咲き乱れる「しょうぶ園」として、訪れる人たちの目を楽しませています。北海道指定鳥獣保護区でもあり、冬の間は様々な動物たちの足跡が残っているのを見ることができます。

参加者たちはスノーシューを履くと、動物の足跡や小鳥の鳴き声など、興味のおもむくところを散策しました。途中、エゾリスが雪上を駆けていく姿を見つけると、「あそこを走っている!速い速い!」「尾がとても長いね」などと興奮気味に話し、指の形まではっきり残ったエゾリスの足跡を写真に収めたり、自分の足と大きさを比べたりしていました。
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センターにもどってからは、羽幌町周辺に棲む動物について、自らの目撃談や知り合いの農家から聞いた話、子どもの頃の思い出などを談笑して、三者合作で川柳を詠みました。その中から2作品ご紹介します。

ボタン雪 足跡かくし 北の原
雪の上 エゾリス追って みな笑顔

参加されたみなさま、どうもありがとうございました。またのご参加お待ちしております。

【今回見ることができたもの】エゾリス、キタキツネ(足跡)、エゾユキウサギ(足跡)、エゾクロテン(足跡)、エゾシカ(食痕)、アカゲラ、ハシブトガラス、ハシブトガラなどのカラ類

■イベントのお知らせ■
ただいま以下のイベント情報を公開中です。
 ・『共育フォーラム2008「リ・クリエイティブ-再創造-」』(3/2(月)申込締切)
 ・『傷病鳥獣リハビリテーター講習会』(3/6(金)申込締切)
 ・『第8回海鳥デザインコンテスト』(3/10(火)申込締切)
 ・『のんびり自然観察会』(3/12(木)申込締切)
詳しくは、こちらをご覧ください。

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by seabirdcenter | 2009-02-15 16:10 | 行事報告

展示「さえずりや」の紹介

海鳥センターには「さえずりや」という、鳥の鳴き声を聞くことができる展示があります。居酒屋風のつくりで、注文できるのは焼き鳥ではなく「さえずり」です。じつは、この展示は二号店で、本店は東京港野鳥公園ネイチャーセンターにあります。

この展示を考えたのは(財)日本野鳥の会レンジャーであった 故 大屋 親雄 氏です。「子どもたちが自発的にさわりたくなる展示」、「遊びをとおして気づく展示」をコンセプトに考えられました。

大屋氏は子どもたちへの環境教育を生涯のテーマとしており、その遺志を引き継ぎ、二号店をオープンさせました。その後、春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターに三号店がオープンし、さえずりやチェーンとなっています。
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この度、春国岱原生野鳥公園の(財)日本野鳥の会レンジャーが、これら3店の紹介と、故 大屋 親雄 氏を紹介するパネルを作成しましたので、二号店内に掲示しました。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

また、東京港野鳥公園の本店と、道東にお越しの際は、春国岱原生野鳥公園の三号店も、地域の特色ある鳥の鳴き声をご用意して、みなさまのお越しをお待ちしております。ぜひ、ご利用下さい。

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by seabirdcenter | 2009-02-13 12:19 | 展示紹介

北海道海鳥センター 日々の出来事
by seabirdcenter
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