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海鳥日記

ムクドリのヒナを保護しました

羽の状態から巣立ち直後か巣立ち前だと思いましたが、運悪くネズミとりに捕まってしまい、体中粘着材まみれの所を保護されました。
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ムクドリのヒナを保護しました_f0159390_13425368.jpg

こびりついた粘着材はサラダ油で落とし、今度はそのサラダ油を中性洗剤で落として加温すすると、なんとか元気を取り戻し、大きな声で鳴くようになりました。サラダ油はまだ全部落ちていませんが、ヒナへの負担を考えて、少しずつ落としていきます。
ムクドリのヒナを保護しました_f0159390_13434096.jpg

まだ自分でエサを食べないので、ジュニアレンジャーの子どもたちと親鳥の代わりになってエサをあげています。

羽毛が元どおりになり、エサも自分で食べられるようになったら、世話を手伝った子どもたちと一緒に放鳥したいと思います。

( I )

※このヒナはネズミとりにかかってしまったため保護しましたが、明らかにケガや病気とわかる場合をのぞいて、たとえヒナが1羽でじっとしていてもそっとしておいてください。巣立ち直後のヒナはまだ上手く飛ぶことができず、親鳥が近くで見守っているのです。詳しくは「ヒナを拾わないで!!キャンペーン」のページをご覧ください。

また、倉庫内などで鳥の巣を見つけたら、ヒナが無事に巣立つまでネズミとりなどをよけていただけたらと思います。小鳥の場合、ヒナがふ化して巣立つまで2、3週間程度、短い期間ですのでそっと見守ってください。
by seabirdcenter | 2009-06-05 13:56 | 本日の傷病鳥

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